音楽の喜び フルートとともに

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知恩寺手作り市

2016-02-16 23:12:54 | 手作り

15日は知恩寺の手作り市でした。
GさんとMさんと牧野駅9時11分発で出町柳へ。
出町から歩いて15分ほど百万遍。京大の前の知恩寺の境内はもう大賑わい!
今日は曇り、雨が降りそうで降らない。


Mさんは、お気に入りのカバン屋さんが、気になって仕方ない。
真っ先に行ってみると、もう、人だかりです。
Mさんはさっさと決めてきたカバンのラインナップを買いました。
私もレッスンバッグを買いたかったので、選ぼうとしましたが、あっという間に品数が減っていって、それでも、いい感じのもの三択。
グレーのシンプルなカバンが気に入ったのですが、迷って、二人に意見を聴くと、二人共即答で、「あなたは、こっち。」薄紫の小花柄。二人が言うならこちらでしょうと、決めました。

手作り品といっても、ここのレベルは尋常ではないので、やっぱり「いいなぁ。」と思うものは高額のものが多いです。
欲望はありますが、先立つものには限界がありますので、なかなかそこまでは手が届きません。

ですが、ここを楽しむにはいろんな方法があります。
このカバン屋さんは、安い。しかも仕事が丁寧。
革製品を製作した、残り切れで作られたハギレ製品。
手作り市だけあって、仕事は丁寧で、色やデザインが意外なもの。
青い四角は、ハギレ革で作ったブックカバー、ボタンと紐がおしゃれ。
小さな青いものはイヤホンホルダー。カバンの中でIphoneのイヤホンが絡まった事がある人は欲しいでしょ?
革の花のついた自転車キーホルダー、鈴がついていて落としたらわかります。カバンの中で迷子にした人はこれも欲しい!

それから若手陶芸家の野心的作品。の、半端もの。
丁寧な作りのシュロたわし。100円均一とは全然作りがちがいます。
これだって、正規のあのブランド品よりだいぶ安いです。
それから、滅多にお目にかからない美味しそうな手作り。
お店にいたおじさんが6時間かかって燻製にしたバジルをかけたチーズとさんま。温めて食べたらおいしいそうです。
ストロベリーラスク。塩ラスク、ごま、小豆、いろんなラスクを一人で焼いてきたおばちゃんから買いました。

それから、とにかくおもしろいアート作品。Gさんのご購入。
れんこんおじさんと、なすおじさんのティッシュケース。
ポチ袋はねぎおじさんと、栗おじさんと後よくわからなおじさん。
買えなかったけど、妖怪シリーズもあって、生首女とか、おぼうさんもあって、わけのわからない魅力的な世界がひろがっているのでした。
これは聞いたら障害のある方の作品だそうですが、そんなこと知らなくても、作品のエネルギーとパワーがすごいこと、この縫製の技術の高さなど、半端ではない魅力があります。

さて、物欲を満たした後は、京町家の野菜バイキング。
ふの炊いたんとか、小松菜と薄揚げのたいたんとか京都らしいおばんざいがおいしい玄米ごはんといただけます。


懐かしい階段箪笥や町家ならではの中庭。あかりもおしゃれです。


嵐が去って、帰りには、雲は残ってはいましたが、陽が差してすっきり。


Mさんは、どんなに混んでいてもGPSのように、迷いません。どこをどう通って、すべての店を回るか?全て頭に入っています。Gさんや私が、時々お店に引っかかってしまって、見失っても、必ず見つけ出してくれます。
そして、ルートも考えてくれていて、今回も食後はノムラテーラーとイノブン、アニメイト、外してはならないブックオフを効率良く回って、5時過ぎには帰路についたのでした。