


今宵の一枚はMilesのLive in TOKYOである。レーベルはもちろんCBS、1964年の制作でライブ盤である。マイルスは世界中どこでもファンが多いがとりわけ日本は別格。拍手の凄さから熱狂ぶりがうかがわれる。1988年HongKongヘマイルスのライブツアーへ出かけたが、知り合った人がマイルスを神とも崇める人で、大いに驚かされた。
このアルバムの特徴はtsがサム・リバースであること。マルスクインテットでは唯一このアルバムだけ録音を残している。まるでasのような音色でかつアバンギャルドな演奏、これはこれで魅力的なれど違和感が否めない。やはりマイルスの五重奏楽団のtsはウェイン・ショーターである。聴きどころはMy funny valentineのマイルスのソロ。鋭く切り込む響き渡り、音が飛んでくる。思わず耳を傾けてしまう。旧い録音でライブという悪条件に関わらず録音は優秀である。会場は新宿厚生年金会館。
司会のいソノてルヲの声が若くてビックリ。
sideA
1.If I ware BELL
2.My faunny Valentine
sideB
1.So what
2.Walkin'
3.All of you
(personnel)
Miles Davis(tp)
Sam Rivers(ts)
Herbie Hancock(piano)
Ron Carter(bass)
Tony Williamus(drums)
MC:いソノてルヲ
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