アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

SP-10IIA+407/23見参

2020年04月04日 22時36分15秒 | オーディオ




PL-70IIは哀れ一週間の齢となった。綺麗な筺体だったのだが、オートアームリフター機能が使えず(機能せず)返品となったのだ。幸いオーディオ専門業者で、1週間以内の不具合は返品に応じると明記されており、迅速な対応をして頂き、事なきを得た。アナログ再生は振出しに戻った。毎夜のヤフオク徘徊、ハイファィ堂やオーディオユニオンのサイトを見る日々を続けるうちに気になるブツを発見。オーディオユニオンの中古コーナーで、メンテナンス済みのSP-10IIA+SAEC407/23を見つけたのだ。しかも新宿支店。職場からほど近い。押っ取り刀で駆け付け、実物を見るにつけたしかに能書き通り筺体はしょぼい。ただし肝心のSP-10IIA自体はアルミの腐食もほぼなく、まずまずの状態。アームも多少くすんではいるものの、キズはなく堅牢な造りそのままの姿。惜しむらくは値段が高い。相場より安いとはいえ、PL-70IIの倍以上。懐の軽いアナログおやじは後ろ髪を引かれつつ、一旦諦めることに。

1週間後、なんとヤフオクに出品されているのを発見。
スタートは何と、18,182円。意味不明だがとにかく安い。まずは50,000円で札を入れ様子を見ることに。終了日になっても意外に金額が伸びない。ひょっとすると落とせるかもと、思っているうちにオークション終了。なんと133,100円(税込み)で落札である。店頭価格は税込み198,000円。あいにくUX-3(シェル)なしだが、問題なし。

コロナ騒動の影響で先週末到着のはずが本日到着。
佐川急便のお兄さんがふうふう言いながら玄関に運び込む。「重いっすねぇ。40Kgぐらいあるんですか。?」「いやそこまではないと思うよ。30Kgぐらいでじゃない。?」と会話。玄関から動かそうとしたら、たいへん。とても動かせる重さではなかった。やはり40Kgか。?無理をして腰を痛めたくないので、友人にSOS。夕方来訪、さっそく二人でセッティング開始。

音を出しで唖然。
GT-2000やPL-70IIでは聴こえない音が聞こえるではないか。!!というより、今まで聴いたことがない出音である。低音の締まりが格別でドラムのアタックがビシビシと迫り、tpやtsの分離、セパレーションが凄い。音の滲みがなく各楽器の音が鮮明で位置関係が明瞭この上なくなる。いやはや驚きだ。CDの音が平板に聴こえる。月並みな表現だがLPをとっかえひっかえ替えて聴きたくなる。CD優位からアナログ優位へ逆転である。

ポイントはDDの駆動方式ではなくトーンアーム。
過去DENONのDA-305やオーディオクラフトの3000MC、オーディオテクニカのAT-1503IVを使っていたがあいにくSAECとFRは我物としたことがなかった。今回のアナログプレーヤー選び、実は407/23が欲しかったのだ。もちろんSP-10IIAも一度聴いてみたかったのもあるのだが。ターンテーブルが瞬時に停止する様子はオーディオマニアなら思わずニンマリ。

暫くLP祭りが続きそうだ。


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