アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

マイルス・デイビス(Milestones)

2015年07月30日 23時49分18秒 | ジャズ






今宵の一枚はz前回と同じくマイルス、新しいものを聴いたら旧いレコードも聴きたくなってのMilestonesである。録音は1958年4月、レーベルはCBS。マイルスの代表的なアルバムの一つがこのレコードだ。Jazz好きには定番中の定番である。The man with the honeに対しMilestone。両者には23年の時の差があるが注目度の高さでは同じだろうか。いや、やはりMilestonesのモード奏法を駆使し、革命的なスタイルの相違を提示した内容には、後者は及ぶべくもない。

、全員超一流のテクニックを持つミュージシャンで惚れ惚れするほどに上手い。息が合う演奏も見事。A面2曲目Sid's aheadの鬼神が如く吹きまくるマイルスは圧巻。コルトレーンとキャノン・ボールアダレイのサックスの音色もtsとよく絡み、そして溶け渾然一体となり吹奏楽器のなんたるか、存在感を示している。軽快でテンポと印象的なフレーズで始まるMilestones、次の展開を予感させるイントロでエキゾチックで魅力的だ。


side A

1.Dr. Jekyll

2.Sid's Ahead

3.Two bass hit

side B

1.Milestones

2.Billy boy

3.Straight, no chaser


(personnel)

Miles davis(tp)

Julian cannonball adderley(as)

John coltrane(ts)

Red garland(piano)

Philly joe jones(drums)




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