今年お初の一枚はソニー・スティットのIn Style。録音は1981年3月、レーベルはMUSE。ソニー・スティットといえばまず、頭に浮かぶアルバムは「Tune up」だが、このアルバムは肩の力が抜けた感じで、リラックした演奏スタイルである。それもそのはず、前者は1972年のアルバムだから。要は若かりし頃の熱演。ガッツある演奏も魅力的だが、ユッタリ?と奏でるsaxもまた魅力的である。如何にもオーソドックスな演奏そのもので、ミスター王道である。altoも良いがやはりtenorの音色が良い。
比較的?新しい録音だが音はイマイチかなぁ。音の分離は今一つでもう少しメリハリのある音造りだとより魅力なのだが。
脇を固めるのが、バリー・ハリス(p)、ジミー・コブ(drums)、ジョージ・デュヴィヴィエ(bass)と名手揃いだが、とりわけジョージ・デュヴィヴィエが良い。ブンブンと唸るbassが爽快だ。
personnel
Sonny Stitt as(A-2,A-4,B-2),ts
Barry Harris(piano)
George Duviver(bass)
Jimmy Cobb(drums)
side A
1.Western style
2.I'll walk alone
3.Just you,just me
4.The good life
side B
1.Is you is or is you ain't mu baby?
2.Killing me softly with his song
3.Eastern style
4.Yesterday
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