アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

Phineas Newborn(Harlem blues)

2016年01月09日 17時05分13秒 | ジャズ








今宵の一枚はPhineas NewbornのHarlem blues。録音は1969年2月、レーベルはcontemporary。最近一番気になるpianistだ。このアルバムは倉庫に眠っていたマスターテープから、日本のJazzファン向けに特別に発売を先行したそうな。Phineas Newbornのpianoはタッチが明確で力強く粒立ちが良く、スピード感があることだろうか。音色も明るく、複雑なフレーズを紡ぎだす。音が幾重に重なって個性的。抜群のテクニックで聴く者を圧倒する。Oscar Petersonとはまた違いテクニシャンである。ちょっと硬質なところがあり、他の人とはずいぶんと違うのだ。

脇を固めるリズムセクションも充実。安定しリズムを刻むRay Brownのbass、パワフルでセンス溢れるElvin Jonesのdrumsと来れば言う事なしだ。B面3曲目のtenderlyが白眉。ここでのPhineasのpianoハ圧巻。



side A

1.Harlem blues

2.Sweet and lovely

3.Little girl blue


side B

1.Ray's idea

2.Stella by Starlight

3.Tenderly

4.Cookin' at the continental



(personnel)

Phineas Newborn(piano)

Ray Brown(bass)

Elvin Jones(drums)

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