アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

Pete Jolly Jolly jumps in & B-2X導入七日

2020年06月14日 21時59分54秒 | ジャズ








Jumps inといえばPete Jollyのデビューアルバム。しかし、このアルバムはジャケットがまるで別物。フランス版?のようでライナーノーツが、いきなりフランス語なのだ。珍盤と言っても良いだろう。しかし凡庸そのもので、オリジナルのイラストライクで魅力的なジャケットに比べるべくもない。残念。

とはいえ、音質はモノーラル録音ながら素晴らしい。とりわけ、Peteのアコーディオンが圧巻。洒落たいかにも西海岸のおしゃれなピアノの演奏に比べ、太く厚く、吹奏楽器をねじ伏せるが如くである。Shelly ManneのdsとCurtis Counceのbassもブンブンと元気が良い。A面冒頭のWill you still be mineのPeteとの絡みは凄い。pianoがガツンときて、dsのドスンとbassの一発ブンは思わず、「おっと、なんだこりゃ。」である。俗に言う「やられた」。ともあれ、やはり注目はアコーディオ演奏の、A面Jooly jumps inとPete's meet。B面のBefore and afterが聴きどころ。

B-2X一週間鳴らして本領発揮。締まったハードな硬質なサウンドである。ただ国産アンプ共通の律儀でお行儀が良い点は今一つおもしろくない。高域から低域まで良く伸びているのだが、もう一歩タガの外れた奔放さが欲しいなぁ。ないもの強請りは承知だが。問題は熱。B級とA級をうまく使いこなしSA/3に通じる(準じる?)方式だが、明らかにこちらの方が熱くなる。天板に触れないほどではないが、POA3000といい勝負だろうか。夏場が思いやられる。SA/3は50W+50Wこちらは200W+200Wだからか。?まあ、実際は5Wも出ていないはずだが。あ、消費電力の問題か。(笑)

(personnel)

Pete Jolly (piano,accor)
Shortlu Rogers(tp)
Jimmy Giuffre ((ts,bs)
Howard Roberts(guitar)
Curtis Counce(bass)
Shelly Manne(drms)


SIDE-1
1.WILL YOU STILL BE MINE
2.EL YORKER
3.JOLLY JUMPS IN
4.I'VE GOT YOU UNDER MY SKIN
5.I'M WITH YOU
6.PETE'S MEAT
SIDE-2
1.IT MIGHT AS WELL BE SPRING
2.WHY DO I LOVE YOU
3.THAT'S ALL
4.JOLLY LODGER
5.BEFORE AND AFTER



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