今宵の一枚はマイルスのMiles Davis&Milt Jackson Quintet/Sextet。録音は1958年の夏、レーベルはprestige。豪華メンバーである。ミルト・ジャクソン(vibes)、ジャッキーマクレーン(as)、パーシー・ヒース(bass)、レイ・ブライアント(piano)、アーサー・ティラー(drums)と後のレギュラークインテットに匹敵する顔ぶれだ。とはいえ、やはりずいぶんと仕立てが違う。ミルト・ジャクソンはMJQ外での演奏はノリノリで溌剌としている時が多くこのアルバムでも期待に違わずご機嫌だが、パーシー・ヒースのハリきりには驚かされる。とても彼のbassとは思えない。とりわけ、素晴らしいのはジャッキーマクレーンである。このアルトは出色でイマイチ冴えないマイルスより、魅力的だ。
side A
1.Dr.Jackle
2.Minor March
side B
1.Bitty Ditty
2.Changes
(personnel)
Miles Davis(tp)
Milt Jackson(vibes)
Jackie Mclean(as)
Ray Bryant(piano)
Percy Heath(bass)
Arthur taylor(drums)
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