アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

Barry Harris Plays Tadd Dameron

2016年12月21日 00時32分45秒 | ジャズ






今宵の一枚は、Barry Harris Plays Tadd Dameron。録音は195年1月、レーベルは Xanadu Records。Barryは非常に特徴のあるサウンドで、ゴツゴツして手ごたえがある。粗いわけではないが、一音一音に手応えがある、といった感じだろうか。このアルバムstudio録音にしては、ややラフな感じで、一聴するとライブかな、と思わせる。意図した録音だと思うが、全体に勢いがあり熱気がする。反面、ちょっとSNが悪い、ノイジーかな。?クリアーさが足りないのだ。もっとも狙って録った音だろうから、これはこれで説得力があるアルバウムに仕上がっている。

pianoが前面に出てbassとrumsより音がデカいのが興味深い。熱い演奏である。タッチが深く強い。音が厚い。ビフテキの様といっても過言ではない。大音量で長時間聴くとお腹いっぱいになりそうだ。

A面2曲目Soultraneがお勧め。Barry節が余すところなく堪能できる。


Personnel

Barry Harris ( piano)

Gene Taylor (bass)

Leroy Williams(drums)


side A

1.Hot House

2.Soultrane

3.The Chase

4Lady Bird

side B

1.Casbah

2.If You Could See Me Now

3.The Tadd Walk

4.Our Delight