アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

Session(Sounds by Okihiko Sugano)

2016年01月01日 12時14分41秒 | ジャズ







謹賀新年。今年もJazz三昧Audio三昧でいきますぜ。
新年お初の一枚は、Session。録音エンジニアの菅野沖彦が自分の好きなJazz Musicianを集めて作った異色のアルバムである。録音は1972年、9月。レーベルは日本楽器製造(ヤマハ)?。liner notesも菅野沖彦によって書かれている、ある種ワンマンショー的なアルバムでたいへん興味深い。ミキサーがここまで前面にでたアルバムはおそらく日本にはないはず。

当然ながら録音は素晴らしい。変に音を弄ることがなく生の音をそのまま移し替えた音作りで、たいへん心地よい。立ち上がりの鋭いdrumsのアタックも歪むことなく綺麗に減衰する。演奏は達者な人ばかりで誰を聴いても素晴らしい。とりわけ、北村英治の柔らかいclの音色には魅了される。八代一夫のpianoがこんなに素晴らしいものとは正直知らなかった。脱帽である。


side A

1.Miracle

2.My ideal

3.Days of win and roses

4.St.James infirmary

side B

1.Stardust

2.Do you know what is means to miss new orleans

3.That old feeling

4.A dialogue of drums and latin percussions


(personnel)

北村英治(cl)

岡崎広志(ts,as)

三井章夫(tp)

増田一郎(vib)

八代一夫(piano)

世良譲(piano)

原田政長(bass)

鈴木淳(ebass)

バッファロー/
ビルロビンソン(drums)

猪俣猛(drums)