今宵の一枚は、Wes MontgomeryのMOVIN' ALONG。レーベルはRIVERSIDE、録音は1960年10月。PRESTIGEばかり聴いているのでRIVERSIDEを聴くと音の違いつまりはエンジニアのハッとさせられる。Van Gelderのオンマイク録音に対しバランス重視かな。ちなみに、このアルバムはステレオである。
WESのギターはとにかく力強い。一音一音刻み付けるような奏法である。A面4曲目のbass Guitarの音はアコースティックとはにわかに信じがたい。エレキかもしれないが、Sam Jonesのbassとの掛け合いが素晴らしいのだが、音量厚みともまったく遜色がない。互角である。参加メンバーが伸び伸び演奏してリラックスしている様子がレコードから読み取れる。みんな上手いのだが、bassのSam Jonesが抜群だ。存在感が際立つ。
side A
1.Movin' Along
2.Tune-up
3.Ghost of Chance
4.Sandu
side B
1.Body and Soul
2.So DO It!
3.Says You
(personnel)
WES MONTGOMERY(guitar and bass guitar-on side #2&4,side B #1)
James Clay(fl,ts)
Victor Feldman(piano)
Sam Jones(bass)
Louis Hayes(drums)