アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

トミー・フラナガン(The cats)

2015年05月29日 00時06分48秒 | ジャズ






今宵の一枚はトミー・フラナガンのThe Cats。録音は1957年4月。レーベルはPrestige。トミー・フラナガンは好きなピアニストだ。オスカーピーターソンのようにガンガン前へ前と突き進むタイプではなく、どちらかというとビル・エバンズ的なリリカルで耽美的な傾向をもつプレーヤーである。このアルバムでも強烈に存在を主張はしない。むしろ、控えめ。メンバーが豪華。コルトレーン、ケニーバレル、ルイス・ヘイズそしてシュリーマン。勉強不足でdsのダグは聴いたことがない。

個人的にはA面2曲目のMInor Mishapが好き。スリリングな演奏で実に楽しい。とりわけケニー・バレルのギターが凄い。圧倒的である。アルバム全体を通じて彼の演奏が飛びぬけている気がする。これは必聴。



side A

1.How long has this been going on

2.Minor mishap

3.Eclypso


side B

1.Solacium

2.Tommy's time


(personnel)

Tommy Flanagan(piano)

John Coltrane(ts)

Idrees Sulieman(tp)

Kenny Burrell(guitar)

Doug Watkins(bass)

Louis Hayes(ds)