アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

身体感覚とコミュニケーション

2012年09月30日 21時41分27秒 | 発達障害
ぎくしゃくせず、滑らかにカラダを動かすには、さまざまな機能が必要です。私たちは、無意識のうちに、自分の手足はどこにあるか、どうやって動かせばよいのか、筋肉をどれくらいの時間、動かし続ければよいのかなど、いくつかの機能を同時に瞬時に働かせ、カラダを動かしています。一連の動作は体験知の積み重ねで自然に身につきます。

しかし発達障害のある方たちの多くは、自然に身につくはずのメカニズムにトラブルが生じています。とりわけ、筋肉や関節の中に存在する感覚、姿勢やバランスを保ち、重力に反応する感覚、皮膚の中に存在し感覚を感じるための感覚(触覚)などの運動を司り、調整するための不可欠な感覚に、不具合が生じていることが多く見受けられます。

これらの感覚に不具合があると、カラダの使い方がわからない、姿勢をうまく保てない、動きをうまく調整できないという状態になります。つまり身体地図(運動を感じる感覚:固有感覚・平衡感覚と触覚が主に統合され形づくられる)や動作調整(ボディコントロール)がうまく発達していないのです。


カラダをうまく動かせる感覚が身につくと、コミュニケーション能力が向上し、日常生活が楽しく過ごせるようになります。

With Natureでは、バランス体操、バランスボールを使って様々な運動動作や、運動刺激を与え、カラダのあり方や、操り方を養うお手伝いをいたします。