空飛ぶ自由人・2

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金王八幡宮

2024年04月05日 23時00分00秒 | 名所めぐり

今日は、渋谷に出て、

スクランブルスクェアを見つつ、

明治通りから少し入った道を上ると、

うっそうとした木々が見え、

ここは金王八幡宮(こんのうはちまんぐう)。


第73代堀河天皇の御代、
寛治6年正月15日(1092)に鎮座。


これは脇の鳥居なので、正面へ。

これが、大鳥居

神門

渋谷区指定有形文化財。

境内。

御社殿

権現造りで江戸初期の様式を現在にとどめ、
都内でも貴重な建築の一つに数えられている。
渋谷区指定有形文化財。

祭神は、応神天皇(おうじんてんのう)。
応神天皇(第15代天皇)は、
八幡大神として全国の八幡社に祀られており、
「文武の神」「平和の神」「母子の神」
「子授・安産・子育ての神」として古くから信仰されているが、
当八幡宮ではこの他に
「福徳開運、厄除、良縁の神」
特に「渡航交通安全の神」として、
御神徳の高い神と崇められている。

渋谷城砦の石

河崎重家が、禁裏の族を退治した功で
堀河天皇から渋谷姓を下賜されて渋谷重家となり、
八幡宮に渋谷城を築き居城した。
これが渋谷の発祥ともいわれている。
渋谷城は、北条氏綱と上杉朝興の高輪原の戦で、
焼き払われてしまい、
現在、境内に渋谷城砦の石が保存されている。

金王丸御影堂(こんのうまるみえいどう)。

渋谷金王丸常光(しぶやこんのうまるつねみつ)は、
渋谷平三重家の子。
重家には子がなく夫婦で当八幡宮に祈願を続けると、
金剛夜叉明王が妻の胎内に宿る霊夢を見て
立派な男子を授かった。
そこで、その子に金剛夜叉明王の上下二文字を頂き
「金王丸」と名付けた。
源義朝に従った武将で、勲功を建て、
その名声により、
当八幡宮を金王八幡宮と称するようになった。
金王丸御影堂には、
金王丸が17歳で出陣の折、
自分の姿を彫刻し母に形見として残した木像が納められている。
金王丸の木像は、3 月最終土曜日に斎行される金王丸祭で特別開帳される。

金王桜

渋谷区指定天然記念物
源頼朝が、金王丸の忠節を偲び、
鎌倉の館よりこの地に桜樹を移植し「金王桜」と名付けた。


金王桜は、長州緋桜という種類で、
雄しべが花弁化したものも交じり、
一枝に一重と八重が入り混じって咲く珍しい桜。

江戸時代盛んに作られた地誌にも紹介されており、
江戸三名桜の一つに数えられた。

芭蕉句碑


                                    しばらくは 花のうえなる 月夜かな
芭蕉48歳の時のもの。
当八幡宮でこの句を詠んだという記録は見つかっておらず、
句にあった場所に建立したと考えられる。

神楽殿

ここは、近隣の会社員のランチの場となっいるようだ。

日本の文化、神社内神社。
玉造稲荷神社(たまつくりいなりじんしゃ)。

御嶽神社(みたけじんじゃ)。

宝物殿

例祭の神輿。

昔の模型。


昔は島であったらしい。

小説「天地明察」の舞台になっており、
当時は算額が多く奉納されていた。

目についた、あれこれ。

 



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