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働き方コンサルタント 椎葉怜子のブログ

株式会社ルシーダ代表。理性と感性のキャリアカウンセラー。
テレワーク、女性の働き方、起業が専門。

【保活】平成27年度4月入園申込みの時期です

2014年12月05日 | 【女性の働き方】
ここ一か月ほど、過去に書いた保活関連記事へのアクセスが増えています。
最近は、1歳児の保育園4月入園を目指す近所のママ友から保活の相談がありました。

そうなんです、12月は来年4月の保育園入園(=仕事復帰)を目指す親たちが
1月上旬(自治体によって異なる)の申請書類の申込み締切に向けて、
保育園の見学、書類の作成などラストスパートをかける時期なのです。

わたしは今年の4月から保育園のお世話になることができましたが、
なかなか保育園が決まらず、辛酸をなめたときの感情は昨日のことのように
鮮烈に記憶に残っています。

保育園の入園制度は、知れば知るほど理不尽で、このテーマについて考え始めると
怒りで頭に血が上ります...。

保育園に入園できないことで、仕事をする権利が奪われるなんて、
いったいどういうことでしょうか。

わたしが住んでいる自治体は、ほんの2,3年前までは都内での待機児童率が
ワースト1(待機児童数のワースト1は世田谷区)でした。
しかし、この区内で壮絶な待機児童経験をされた女性が立ち上がり、区議会議員に立候補。
当選後は、見事な手腕で区内の子育て環境の大改革を行い、
この区の平成26年度の待機児童数は激減しました。
平成25年度であれば、わたしのようなケースは保育園への入園はかなわなかったと思います。

区議会など地域に密着した選挙については、誰を選ぶかによって、
自分の人生がダイレクトに大きく変わるのだ、ということを実感しています。

女性の活躍推進ということで、国をあげて待機児童問題の改善がうたわれています。
(実際に待機児童が問題となるのは主に都市部ですが)
保育の質を担保した保育園が増え、保活に翻弄されるという事象そのものがなくなりますように!

(以下、過去に書いた保活の記事です)
わたしが保活をはじめたのは、安定期に入ってすぐの2013年の2月。
2013年の7月に出産。
0歳児4月入園の申込み申請書は、早々に書きあげて2013年の10月末には区役所に提出しました。
2014年に入り、入園不承諾の通知書を2回受け取り、
最終的に保育園への入園が決まったのは2014年の3月末。

1年にわたって保育園に入園できるかどうか(仕事に復帰できるかどうか)で
悩まないといけない状況というのは、たいへんおかしなことです。
この世から「保活」という言葉が早く無くなって欲しい!!!

(2012年2月)
シビアな保活事情

(2013年6月)
妊娠中の保活

(2014年2月)
仕事復帰前の感情の揺らぎ

(2014年2月)
待機児童になってしまいました

(2014年2月)
女性経営者は認可保育園には不利?!

(2014年3月)
保活終了!ー保育園が決まりましたー

(2014年3月)
認証保育園からも声がかかった!

2025年の感動あふれる女性の未来について考えるフューチャーセッション

2014年11月26日 | 【女性の働き方】
11/6(木)15:00~18:00、11/24(月・祝)13:00~16:00の2回にわたり、
株式会社ソニーさんが株式会社フューチャーセッションズと企画運営する、
「2025年 感動あふれる女性の未来」〜はたらく女性×夢中になる(immersive)をデザインする〜
というテーマのフューチャーセッションに参加させていただきました。

ソニーの社員さん50名と外部の参加者50名というメンバー構成で、
セッションの企画は、ソニーの新規事業開発の方が中心となって推進されていました。

2回合わせると長時間のセッションとなるので、参加するか迷いましたが、
結果的に参加させていただいて、とてもよかった!

インプットが多すぎて、何から書いたらよいか分からないので、ごくごく簡単に。



2回目のセッションでは、1回目のセッションで出た意見をもとに、
「女性の活躍」「ライフサポート」という2つの軸から、4つの世界観をつくってもらい、
共感する世界観のチームに分かれて意見交換しました。

興奮冷めやらず、まだまだ会話を続けたいワタシです。

フューチャーセッションについて興味のある方は、まずこちらの本をお読みになられることを
おすすめします!







病児保育のフローレンスさんのお世話になりました

2014年10月21日 | 【女性の働き方】
朝晩の気温差が大きくなると、子どもも体調を崩しがち。
わが子もご多分に漏れず鼻水を流し始め、木曜日の夕方には38度近い熱が!

金曜日の朝には37.6度まで下がっていて、よく食べるし機嫌も良いのですが、
37.5度以上なので保育園では預かっていただけないという微妙な体温。

この日はアポがあったので、思いきって病児保育のフローレンスさんの
お世話になることにしました。
9月に入会していましたが、お世話になるのは初めて。

地方自治体にも病児保育の仕組みはありますが、定員数が非常に少なく
確実に預かってもらえない、申込み手続きが煩雑等の課題があり、
とても利用しやすいとは言えないものでした。

2004年に発足したフローレンスさんの病児保育は、これまで子どもが
病気で仕事を休まざるをえなかった家庭の悩みを解決してくれる、
大変優れたサービスなのです。


例えばこんな特徴があります。

★「当日予約OK、100%対応(朝8時までの予約)」
 →今回、バタバタしていて申込み完了が当日の7:59(汗)になりましたが、
  10分後には手配完了のお電話をいただき、そのスピード感にビックリ。

★「自宅でのマンツーマン保育」

 →病気の子どもを外に連れ出す必要がなく、子どもが慣れた自宅で
  保育していただけるので子どもの緊張を和らげることができます。

★「医師の往診」

 →わが家にも来て下さり、診察と鼻吸い(医療機器を使った鼻水の吸引)を
  して下さったそうです。今回は風邪による発熱かなぁとおもっていましたが、
  診断書に「(月齢的に)突発性発疹の可能性あり」と書かれており、参考になりました。
  ⇒実際、平熱に下がった途端に発疹が出て、突発性発疹でした!

★「ハイレベルなレスキュー隊員」

 →今回子どもの面倒を見て頂くにあたり、病気の子どもを預かってもらう
  うしろめたさや不安感などがあったのですが、レスキュー隊員(保育者のこと)
  さんのハイレベルな対応に緊張がほぐれました。レスキュー隊員さんの
  愛情いっぱいの姿に、子どももニコニコでした(^^)
  


帰宅すると「病児保育記録」をいただきました。
時系列で子どもの様子が具体的に記されており、その場が目に浮かぶかのようでした。
14時以降にフローレンスさんの会員サイトにログインしたら、その時間までの子どもの様子が
簡単に確認できる仕組みもあり、大変安心感がありました。

フローレンスさんは、ソーシャルビジネスの鑑ですね。
今からでも一ケ月ほど丁稚奉公したいぐらいです。

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以前、フローレンスさんに関して、こんな記事も書きました。

キールズ×宇宙兄弟→フローレンス ひとり親支援寄付
あれ以来、基礎化粧品の多くがキールズになりました。

「レジリエンス」を糸井さんが言い換えたなら

2014年10月10日 | 【女性の働き方】
最近のビジネスや心理学の記事や書籍で目にすることが増えたのが、
「レジリエンス」という言葉。

日本の英語教育では習わない単語なので、ピンとこない人の方が
多いのではないでしょうか?

2025年のはたらく人たちの未来を描き、世界的な大ベストセラーとなった
『ワーク・シフト』著者のリンダ・グラットン教授は、最新の著書
『未来企業~レジリエンスの経営とリーダーシップ~』で、
「レジリエンス」について、以下のように説明しています。



レジリエンスという言葉のおおもとの意味は、
「負荷がかかって変形したものが、元の形状に戻る力」です。

これが転じて、ストレスからの回復力、困難な状況への適応力、
災害時の復元力、といった意味合いでも使われるようになりました。


逆境復元力とコンパクトにまとめた解説を目にすることもあります。

とまぁ、日本語では表現しにくい言葉なわけですが、
糸井重里さんが、リンダ・グラットン教授との対談で、
とても面白い解説をされていました。

リンダさんがおっしゃる「レジリエンス」を、
ぼくは「寝返り」という言葉で
人に説明してきました。


くわしくは、ほぼ日の対談「100年生きるわたしたちの価値観」をご覧いただきたいのですが、
「レジリエンス」を「寝返り」という脱力系の言葉に置き換えてしまえる
糸井さんのセンスに茫然となりました。

日本企業は病にむしばまれており、自然な寝返りすらできなくなっていると
リンダ・グラットン教授の目には映っているようですよ。

『未来企業』は、大企業の社会的な責任について書かれているパートが多いのですが、
個人レベルでぐっと来る記述もいくつかあり、さらに思索を深めてみたいと思わせて
くれる一冊でした。

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10月の『ごほうび朝食会』、参加者受付中です♪
10月26日(日)10:00~11:30@バビーズ ニューヨーク アークヒルズ
「ワーク・シフト」をテーマにはたらき方についてお話できればと思います。
詳細&お申し込みは こちら をご覧ください。
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ファッション産業ではたらく女性の活用支援

2014年10月01日 | 【女性の働き方】
先日、ファッション産業ではたらく女性の活躍支援を目的に設立された
「プロジェクトWEF(Women's Empowerment in fashionのシンポジウムに参加しました。
わたしはファッション産業の外側にいる人間ですが、関係者の方のご案内があり、お邪魔した次第です。



ファッション産業といえば、華やかな女性が大勢はたらいている印象がありますが、
本社の管理職レベルになると、圧倒的に男性比率が高くなるそうです。

女性の管理職や子育てと仕事を両立する女性社員が少ない理由としては、
WEFの会員企業から以下のような声があがっているそう。

1位.ロールモデルが少ない
2位.責任を取りたくない、キャリアを一生のものとして考えていないという女性の意識の問題
3位.男性の意識(子育て中の女性に配慮しすぎてチャンスを閉ざしている等)

ファッション業界が抱える女性活用の問題も、他の業界とあまり変わらないのですね。

この日は、シンポジウムの後の懇親会にも参加し、経営者や人事、労働組合の方などから
各企業における女性活用、テレワークなどの取り組みについてヒアリングさせていただき、
大変参考になりました。




ファッション産業ではたらく女性リーダーのロールモデルとして登壇されたのは、
株式会社ケイト・スペード ジャパンの柳澤綾子社長

女性が社長で、しかも年齢が近いことにも驚きました。
それに、とてもスタイルがよいし、かわいくて美しい方なのです。

ケート・スペード ジャパンは、外資系企業で役員比率も男女半々。
女性社員のみに特化した活躍支援は行っておらず、男女関係なく、実力で評価されているようでした。

プライベートでは、12歳のお子さんがいらっしゃり、子どもが0歳児のときから近所の方が、
家族同然のお付き合いで子どもの面倒をみてくれているとのこと。
ご本人もおっしゃられていましたが、企業でキャリアアップする上では、とてもラッキーですね。



特別講演でお話をして下さったのは厚生労働事務次官の村木厚子さん。
誤認逮捕という信じがたい壮絶なご苦労をされた方です。現在は、厚生労働省の事務次官という
キャリア官僚のトップとして女性活用をはじめとする数々の施策に取り組まれておられます。

通常、データの多いプレゼンは聴いていて退屈になるものですが、村木さんのお話は
データの解説すら軽妙でおもしろいのです。ご自身が長年、女性活用の施策に携わってきた
当事者ということもあるでしょうが、愛のあふれるチャーミングな方だなぁとファン目線で
お話に釘付けになりました。

懇親会では、有名な女性ファッショ誌の編集長を歴任されたフリージャーナリストの生駒芳子さん
とお話する機会に恵まれました。
生駒さんのこれまでのインタビュー記事を拝見していると、ファッション業界の女性の応援から、
社会貢献活動、伝統工芸の復興、大学での講義等、いろいろなことに取り組まれているの
ですよね。それで、そのことについて伺ってみると、

「やりたいことは全部やってしまうのよ。違う分野のことのように思えても、3倍速、4倍速で
ものごとが進んでいくし、自分が興味のあることをやっていると、さびないわよ~。」

との勇気の出るメッセージをいただきました。
いまちょうど、これからのことを考えていたので、胸にずしっと響きました。

懇親会では、ファッション産業の大御所(女性)が何名かいらっしゃいましたが、
オーラが違います。あれはまさに重鎮のオーラでした。
これまでの、さまざまな業界の懇親会に顔を出してきましたが、女性のキャラの濃さは
ダントツではなかろうかと思います。

総括すると(笑)
ファッション産業で上にいく女性の共通点は、超アグレッシブ、肉食女子であるということ
だと思われます。会社で遠慮がちにしている女性には、半永久的にキャリアアップの
チャンスは回ってこないだろうなぁと感じました。

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業界外のわたしを受け入れてくださった、関係者の皆さま方、どうもありがとうございました!
今回のインプットはわたしなりに、社会に還元していきます。

「パンチラ見せれば通るわよっ!」霜田明寛著

2014年09月12日 | 【女性の働き方】
ひとくちに就活(シューカツ)といっても、テレビ局のアナウンサー選考はかなり特殊。

倍率は驚くほど高く(今年フジテレビの新人アナウンサーとして入社したのは、女性1人、男性1人という狭き門)、
最終面接に残れるのは奇跡に近いだろう。

「パンチラ見せれば通るわよっ!」は、著者霜田氏の3年にわたるアナウンサー試験の経験を、
テレビ局就活の極意としてまとめたもの。

この本は間違いなく就活指南本ではあるのだけれど、最初から最後のページまでとにかくオモシロい。

著者の霜田氏は、自身の面接経験回数もテレビ局総合職・アナウンサー志望の友人も桁違いに多い。
それゆえ、各テレビ局の選考の傾向や、選考の内容、選考を通過する人の特徴などを熟知しており、
男性アナウンサー最終選考のエピソードにいたっては、目の前で映画をみているような臨場感あふれる描写だった。

一般のシューカツの参考になるポイントも凝縮されているので、就活生におすすめしたい一冊。




パンチラ見せれば通るわよっ!―テレビ局就活の極意


Kindle版



現在はPR会社につとめながら、就活指導やライターをしながら活動する霜田氏。
東京大学新聞オンラインに連載された記事も味わい深い。

★東京大学新聞Online
霜田明寛の就活十番勝負(10)就職はできなかったけど夢を叶えた大人の話


選ばれなかったことで、簡単にいえば「負け」の側に立つことで、自分の共感の幅が広がった

というメッセージが心にひびきます。

保育ジャーナリスト猪熊弘子さんと 「保育」を考えよう!に参加しました

2014年08月21日 | 【女性の働き方】
今日は生まれて初めて吉祥寺に降り立ちました。
商店街も小さなショップもそれはそれは魅力的で、「住みたい街ランキング1位」になるのも強く納得。
こんな街で子育てができたら楽しそうです。

吉祥寺に向かったのは、
保育ジャーナリスト猪熊弘子さんと 「保育」を考えよう!
というトークイベントに参加するため。
活動に共感し追っかけ状態になってきたマドレボニータさんの主催です。

お話して下さった保育ジャーナリストの猪熊弘子さんが、7月出版された
『「子育て」という政治少子化なのになぜ待機児童が生まれるのか?』は、
待機児童問題や保活、保育事故などの問題について、現場での取材をもとに書かれた素晴らしい本です。



わたし自身、保活や待機児童問題に翻弄されまくり、保育園の質であったり、子どもの発達に合わせた教育とは何なのかについては考えが全く及んでいませんでした。

著書を拝読し、「保育」についての疑問を解消し、頭の整理をしたいと思い、参加させていただきました。

猪熊さんは、長年、保育の現場の取材を続けてこられたベテランジャーナリストでありながら、
なんと4人のお子さんを育てるお母さんでもいらっしゃいます。

かなりのご苦労をされながら仕事と子育てを同時並行でご経験されてきた猪熊さんから
紡ぎだされる言葉の数々は個人的に胸を打たれるものばかりでした。

心に響いたメッセージの中から幾つかピックアップ。

★子どもは遊びから学ぶ

「保育園」ではなく、教育の場としてのイメージが強い「幼稚園」に入れたほうが
よいのではないかと悩む親は多いが、就学前の子どもは遊びの中から学ぶもの。
就学前から椅子に座って知識を詰め込む必要はない。

★「保育」の定義は「保護と教育」


「保育」という言葉は明治時代に作られた言葉。子どもを外から保護し、
内から教育するという意味で、幼稚園で子どもを育てることも「保育」と呼ばれていた。

★親の態度と先生の態度は合わせ鏡

親が保育園での子どもの生活や保育士さんの対応に無関心だと、子どもに対する
先生の態度(熱意)も下がる。

★保育をあきらめない

親は、保育状況について関心をもち、改善してもらいたいことがあれば、
あきらめずに伝えるべき。

★親の便利は子どもの不便


就学前の0歳から5歳の時期は取り戻せない大切な時期。
子どもとの時間に合わせた上で仕事をする。
時短は取れるのであれば取った方がよい。

★仕事は細々と手放さない

産前との働き方とは違う、第三の道を探る。いつかリベンジするという気持ちで!

★字を覚えさせるのは遅い方がよい

就学前から字を覚えさそうとして焦る親がいるが、字を覚えるのは遅ければ遅い方がよいと
東京子ども図書館の理事長の松岡先生はおっしゃっている。
絵本の絵を見て、想像力の翼を広げさせる時期も大切。



猪熊さんにサインまでしていただいてご満悦なわたくし。
名刺入れが邪魔でごめんなさい。
猪熊さんが持っていらっしゃるのは、マドレボニータさんの「産褥期3」ですよ!


子育ては長丁場なので、子どもが未就学の段階で頑張りすぎて力尽きないように、
とのメッセージも心に残るものでした。
子どもの遊びに付き合えるように、やっぱり体力だけはつける努力をしようと思った次第です。

貴重すぎるお話を共有して下さった猪熊さん、そしてイベントの企画運営をされたマドレボニータのみなさま、どうもありがとうございました。

★キャリアカウンセラーとして「ママのための働き方相談室」を開設中です♪
電話相談ですので、お子さんがいらしてもご自宅でお話いただけます。
ママにも大人との会話が必要です。ぜひお気軽にご利用下さい(^^)


「NECワーキングマザーサロン」に参加しました

2013年06月24日 | 【女性の働き方】
昨日、NPO法人マドレボニータさんが企画運営する(NECさんは協賛)
「NECワーキングマザーサロン」の品川・港地域のワークショップに
参加しました。

このイベントは「母になってはたらく」をテーマに語り合うワークショップで、
このテーマに関心のある女性であれば誰でも参加可能ということだったので
思い切って申し込んでみました。

この日集まったのは、わたし以外は全員お子さんがいらっしゃる女性でしたが、
専業主婦の方からフリーランス、企業勤め(時短、フルタイム)と就業状況はバラバラで、
色々な視点からのお話を伺うことができました。

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今回のワークショップでは、主に以下のような収穫がありました。

★2人ペアでのワークを通して、産後の働き方について自分が何を
 心配しているのか分かった
 →言葉に出した不安な気持ちを、相手に要約してもらえたことで
  自分の心配事の正体が見えてきた

★色々な人の話を伺って、「産後の人生で自分が優先したい価値観とは
 何なのか」が具体的になってきた
 →価値観は人それぞれ。自分が大切にしたい価値観が何かを見つけ、
  それを大切にしていけばいい

★「母になってはたらくこと」というテーマで気軽に相談できそうな
 素敵な女性たちと知り合うことができた
 →誰かに相談できると思えるだけで心の安定につながる

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今年度で第五期となる「NECワーキングマザーサロン」は、今月から
11月まで全国で開催されるそうなので、興味のある方はぜひ!

★7月の開催予定は こちら

(追記)↓NECワーキングマザーサロンさんによる当日のレポートはこちら↓
【開催報告】6/23(日)品川にて第1回サロン開催しました!

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ワークショップの後は、参加者の皆さんとオシャレなカフェでランチ。


ランチの後は、電車を途中下車して参加者の1人とザッハトルテを
いただきながらお茶をしました。


初対面なのに話が盛り上がって楽しかったです。

ボランティアでワークショップの運営を担当して下さった
ファシリテーターとサポーターの皆様、どうもありがとうございました!!

『共感する力 ~カリスマ経営者が横浜市長になってわかったこと~』

2013年06月01日 | 【女性の働き方】
今日から産休に入り、対外的なお仕事はお休みさせて頂くことになりました。

とはいえ、会社経営をしていると明確な産休や育休がないため、
会社の中か自宅でできる仕事についてはもうしばらく続けることになりそうです。

というわけで、本日は《ごほうびらぼ》に林文子横浜市長のストーリーをアップしました。

★彼女のストーリー
林文子/共感する力 ~カリスマ経営者が横浜市長になってわかったこと~




横浜市の「待機児童数ゼロ」は衝撃的で羨ましいニュースでした。
横浜市ではすべての区に「保育コンシェルジュ」が配属され、”相談者に合った、
相談者が欲しいと思う情報”を提供してくれる仕組みができているそうです。

わたしは現在も保活を行っているので区役所に保育所の入園について相談に
行くことがあるのですが、担当して下さる職員の方によって情報量の差が大きいですし、
こちらの悩みをヒアリングして下さるわけではないので、不明事項が解決されず、
帰宅後もモヤモヤし続けてしまうことがあります。
(ご対応自体は丁寧で大変ありがたいのですが…)

横浜市が徹底して行ってきたような、保育所に預けたい人へのニーズのヒアリングをしたり、
保育サービスと預けたい人のマッチングを行っている自治体は今のところごくわずか
でしょうから、この問題が解決する余地はまだまだあると思っています。

ちなみに、我が地区が提供している妊娠中、産後のヘルパーサービスの利用を希望する場合は、
郵送かFAXで申し込まなくてはなりません。
郵送かFAXですよ!

利用対象者の声を反映したら、電話やメールが追加されると思うのですが…。
利用者側も、「こういう風に改善していただきたい」という要望をもっと熱心に伝える努力を
していかないといけないのかもしれませんね。
まずは自分から、感じよく(人と人とのやり取りなので、これとても重要!)要望をお伝えしたいと思います。

エン・ジャパンさんの『WOMenらぼ』が面白い!

2013年05月09日 | 【女性の働き方】
大手人材紹介会社、エン・ジャパンさんが、『WOMenらぼ』というネーミングで
「世界で一番、女性が活躍する会社にする」ための社内プロジェクトを展開中です。

『WOMenらぼ』では、
”これから結婚・出産といったライフイベント迎える可能性がある女性社員のロールモデル
としてもらえるよう、これらの経験をした女性社員の「1日のスケジュール」
「周囲の協力状況」「これまでの取組み」等を社内で発信しています。”

とのこと。

これらの情報を社内だけでなく、社外の働く女性にも役立ててもらいたいと始められたのが
「働く女性を元気にするブログ!」

このブログには、社内の女性社員への満足度調査の結果から育休明けの
ワーキングマザーの働き方の実態、保活の詳しい情報など、女性の”働く”を
取り巻くリアルで役に立つ情報が満載です。

社内のワーキングマザーの働き方をここまでオープンにしている会社さんは
珍しいですよね。女性が働きやすい会社として知名度の高い会社でさえ、
実情はどうなっているか分からない中、エン・ジャパンさんの情報公開には
大変好感が持てます。

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先のブログ記事で、政府の育休中の在宅勤務規制の緩和については、
喫緊の課題である保育園の整備が後回しになっているんじゃないのか? 
ということで批判的なコメントを書きましたが、「在宅勤務」という
働き方については大きな可能性を感じています。

エン・ジャパンさんでトライアルケースとして1年間在宅勤務を行った
Rikaさんの記事が参考になったので、リンクを掲載します。

注)お二人のお子さんは、保育園に入っていらっしゃいます。

★①2児のママが、在宅勤務を1年間やってみて気づいたこと。     

★②ワーキングマザーの在宅勤務を成功させる、7つのポイント

Rikaさんの在宅勤務がトライアルケースとして認められた背景として、
産前から上司や同僚から仕事を評価されており、さらに産後8週
というかなり早い段階での強い職場復帰意欲が伝わったからではないか、
と感じました。

逆に言うと、産前から仕事の評価がイマイチで、産休・育休中も
会社とのコミュニケーションがなかった人が、1年以上の休暇
明けに「在宅勤務を認めて欲しい」といっても会社から信頼を得て、
在宅勤務を始めることは難しいのではないかと思います。

「在宅勤務」というと、働き方を柔軟にする魔法のことばのようにも
聞こえますが、どんな人が、どんな仕事を、どんな環境で、どの
ぐらいの頻度で行えばよいのか。また、誰がどのように在宅勤務での
仕事を評価するのか等、考えておくべきことは沢山あるように感じます。

「在宅勤務」をいきなり制度化するのはリスキーなので、エン・ジャパンさんのように、
まずはトライアルケースとして導入されてみるのもおすすめですね。