働き方コンサルタント 椎葉怜子のごほうびブログ

株式会社ルシーダ代表。理性と感性のキャリアカウンセラー。
テレワーク、女性の働き方、起業が専門。

シニフィアン・シニフィエで週末のごほうび

2010年01月31日 | 日記
今日は、朝食会を通じて知り合った食いしん坊仲間に誘って
いただき、三宿にあるシニフィアン・シニフィエという
今とーっても注目されているパン屋さんに行ってきました。

このパン屋さん、店内のイートインコーナーでチーズやワイン
もいただくことができるのです。



このプレート、ドリンク(わたしたちはスパークリングワイン)付き、
パン食べ放題で1,500円。



パンをおかわりし、さらに、追加で白ワインとチーズもオーダー。
お腹いっぱい、かつ酔っぱらってひとり2,500円なので、かなり
お得感があります。

入店したのは2時でしたが、「美味しい~」と言いながら食べ進めて
あっという間に2時間経過。入店時にカウンターに沢山並んでいた
パンは全て売り切れになっていました!

パンを購入される場合は、早い時間帯に行かれることをおススメします。
イートインコーナーも、居心地抜群で楽しく美味しい時間を過ごすことが
できました。

シンフィニアン・シニフィエのことは、All Aboutさんにて詳しくレポートされていますね。

インターン卒業おめでとう!

2010年01月31日 | 日記
いよいよ明日から2月ですね。

ルシーダでは先日、1月末でインターンを卒業する
寺田さんの送別会を行いました。

寺田さんは8月から6カ月間、夏休中は週に5日、
授業のある期間は週に3日、インターンとして一緒に
がんばってくれました。

インターンの受け入れは初めてのことでしたが、
こちらが学ばせてもらうことや、元気づけてもらうことも
沢山あり、素晴らしいインターン受け入れ経験となりました。

寺田さんの送別会は、恵比寿の大人気の”陣や”で行いました。
(春にはサンフランシスコにも出店されるそうで活気があります)


焼鳥と塩ちゃんこ鍋がとても美味しかったです。



向かって右がインターンを卒業する寺田さん。左のおかっぱの
飯島さんはインターンを6カ月延長して7月末までがんばって
くれます。ふたりには、インターンを6カ月頑張りきった
”ごほうび”をプレゼントしました。ふたりとも、どうもありがとう!!

今回のインターン受け入れにあたっては、全面的にETIC.さんの
お世話になりました。コーディネーターの細田さんが、絶妙な
タイミングでインターンや受入れ側の相談にのって下さったので、
心強かったです。
>細田さん、ETIC.の皆さまありがとうございました!!
これからもよろしくお願いします。

アメリカ大使館での会食

2010年01月29日 | 日記
昨日の夜は、大変光栄なことにアメリカ大使館からのご招待で、
ルース駐日米国大使と日本の女性起業家で話をする会食」に
女性起業家の一人として参加させていただきました。
(今月に入って、急遽トーストマスターズで英語の勉強を再開したのは、
このイベントのためでした)


今回の会食のホストは、米国大使館のジェームス・ズムワルト首席公使
奥様で米国大使館の東京アメリカンセンター館長のアン・カンバラさん。
お二人は愛情あふれるとても素敵なカップルで、その仲の良さは
ズムワルト首席公使のブログからも伝わってきます。


ルース駐日米国大使は、オバマ大統領から深く信頼されている友人としても
有名ですが、政治家の方としては大変珍しいことに、シリコンバレーの
有名弁護士事務所で最高経営責任者(CEO)を勤めるなど起業家精神に
あふれた方です。


昨晩はお目にかかれませんでしたが、奥様のスーザンさんは、現在も
サンフランシスコの法律事務所でパートナーとしてご活躍されている
現役の起業家。



<ディナーの前に応接室でルース大使を囲んで自己紹介が行われました。>

招待された女性起業家は、女性起業家の代表として長年ご活躍されている
イーウーマンの佐々木かをりさん、マザーズへの上場を成し遂げられた
ネットイヤーグループの石黒不二代さん、アジアの女性の雇用創出を支援する
ブルーミング・ライフの温井さん、インキュベーションオフィスを展開する
齋藤裕美さん、そして私の5人でした。


わたしは、ビジネスの経験も実績も彼女達とは比較にならないレベルですが、
同席させていただけたのは、ラッキーとしかいいようがありません。


会食では、日本ではなぜここまで女性の活用(特に経済活動)が遅れて
いるのかや、日本での起業の状況などについて意見交換が行われました。


ルース大使もズムワルト主席行使もご夫人がアントレプレナーシップ
(起業家精神)を体現されている方ですから、女性が働くことには
当然のことながら好意的です。


その点で、専業主婦の奥様をもつ日本の政治家、官僚との歴然とした
「女性が働くこと」に対する意識の差があることを痛感しました。


他にも書きたいことが山のようにありすぎてエンドレスになりそう
ですので、今日のところはこの辺で...。
沢山のインプットがあったので、後日、少しずつブログに書いて
共有したいと思います!




<ディナーの後、集合写真を撮っていただきました>

アメリカ大使館の皆さま、このような機会を下さいまして、
どうもありがとうございました!
心のこもった温かいおもてなしの数々やお料理にも感激いたしました。

NHK ニッポン母の肖像 “三歳児神話”のじゅ縛

2010年01月27日 | 日記
昨日の夜、精神科医香山リカさんナビゲートで放送されていた
NHKの『知る楽 歴史は眠らない ニッポン母の肖像』の第4回目の
放送を見ました。

今回のテーマは『三歳児神話のじゅ縛』。

三歳児神話とは、「3歳になるまで子どもは母親が家庭で育てるべきである。
さもなくば、後々子どもに悪影響がでてくる。」という考え。
この考えが浸透した1960年代は高度経済成長期。
夫は会社でモーレツに働き、妻は専業主婦として子育てと家事を行う、
という役割分担が出来上がります。


1998年の「厚生白書」では、三歳児神話は合理的な根拠がないものとの
否定見解が政府から発表されたそうですが、そもそも政府からこのような
見解が出されたことを知っている人自体が少ないと思いますし、
今もなおこの神話を信じている人が多いように感じます。


「三歳児神話」が戦後の日本に導入されてから約半世紀。


高度経済成長の時代はとっくに過ぎ去り、企業は経営を、労働者は
雇用状態を維持することがやっとの時代に突入していますが、
会社での働き方や性別による役割分担の考え方は大きくは変わって
いないように思います。


少し変化の兆しがあるとすれば、ここ数年で、男性が中心になって夫も
育児に参加すべき!という運動や仕事と家庭のバランスを保とうという
「ワークライフバランス」の考え方に注目が集まっていることでしょうか。
この考え方自体、当然そうあるべきだと思いますし、大きな部分では、
もっと広まってほしいと考えています。


未だに幼い子供をもつ女性が仕事に復帰することに対して、社会からの
歓迎的な雰囲気は見受けられませんが、それでも保育園の数が足りず
「待機児童」が激増し、仕事に復帰できない女性が増えていることが
社会問題としては(やっと)認知されたことは、国家レベルで女性の
働き方を見直す絶好のチャンスだともいえます。


いまはまさに古い体質を正面から受け止め、試行錯誤しながら
新しい変化を起こしていくべき時期なのでしょう。
2010年代は、日本が新しく変わっていく脱皮と変化の時代に
したいですね。


ルシーダがいま取り組んでいるのは、女性を「結婚または出産したら女性は
仕事を辞めるべき」という呪縛から解き放ち、仕事をすることの喜びや
社会参加、経済的な自立を促すこと。


女子大学生と話をしていても、「子どもができたら仕事を続けるか
分からない」という言葉が普通にでてくるような状況ですから、
「三歳児神話」の呪縛はうんざりするほど根強いと感じていますが、
「女性の”働く”を応援する」という使命で仕事や生活を取り囲む問題の
改善に向けて、地道に取り組んでいきたいと思います。

アロマセラピー

2010年01月26日 | 日記
寒い冬。
深夜も明け方も冷え切っていますが、みなさん、どうやって
安眠を確保されていますか?

夜遅くまでPCに向かって仕事をしたり、考え事ばかりしていると
あたまが緊張して眠りが浅くなったりしませんか?

わたしは眠りながら夢を沢山見てしまう眠りが浅いタイプ。
どうにか改善したいと思い、昨日会社の近くのヴェレダのショップで
神経を鎮める効果の高いモミのアロマオイルを購入しました。

このモミのアロマオイルの香りをかいで眠りについたところ、
心地よく目覚めることができました。しばらく、モミの深く
ヒーリング効果抜群な香りの虜になりそうです。



ヴェレダでは、アロマオイルのほかに2010年のカレンダーや
月の満ち欠けに関する本も購入しました。今月は30日ごろ満月に
なるようですが、満月が近づくと女性の体は色々なものを吸収
しやすくなるそうです。

水分をためて体がむくみやすくなるのもこの時期のようですが、
保湿クリームや美容液も吸収しやすくなるそうなので、いまは
パックするには最適の時期ですね!

ところで、会社でもアロマブーム!?です。
今日は、栃木県にお住まいの山藤さんのお母様が、”とちおとめ”を
送ってくださいました。(お母様、毎年ありがとうございます!)



いちごの箱が届いたとたん、会社の中がいちごの優しく甘い香りで
満たされました。



インターンの飯島さんはご覧のとおりの笑顔!

本日のルシーダは、いちごセラピーでほのぼのムードであります



1月「ごほうび朝食会」を開催しました

2010年01月25日 | ごほうび朝食会・読書会
昨日、今年最初の『ごほうび朝食会』を実施しました。

場所は、リーガロイヤルホテル東京!

ふだんの『ごほうび朝食会』は表参道エリアで開催していますが、
今回は『温野菜朝食』を目当てに早稲田にあるリーガロイヤルホテル
東京をセレクト。

朝早くから集まって下さった参加者の方々と高田馬場駅前から出ている
ホテルの無料シャトルバスを利用したのですが、早稲田大学周辺をバスの
窓から見学するなどプチ修学旅行気分を味わいました。

そして、肝心の『温野菜朝食』は個人的には大満足!
『温野菜朝食』誕生秘話に書かれている通り、女性のニーズに
マッチしたメニューだと思いました。とても美味しかったので
リピートしたいです。





美味しいパンやスープ、卵料理をいただいた後にやって
きたのがメインの温野菜。オリーブオイルやフランス産
ソルトとの相性が抜群です。



今回の朝食会には、社会人2年目から10年目までのメンバーが
集まり、仕事の悩みや、仕事をしながら楽しく過ごす方法について
とめどもなく意見交換がなされました。

今回特に印象的だったのは、「今の仕事の仕方でいいんだろうか」と
悩む方に、社会人歴の長いメンバーの方々から優しい言葉が
たくさんかけられたこと。

自分の価値観を押し付けることなく、相手の価値観や状況を
尊重した上で話をすることができる方々に集まっていただけたため、
話をうかがっているだけで前向きな気持ちになれました。

さらに嬉しいことに、『ごほうび朝食会』への参加をきっかけに、
自分でも社内の女性メンバーを集めて朝食会し、コミュニケーションの
きっかけを自分から作ってみた、という方もいらっしゃいました。

昨年6月からはじまった『ごほうび朝食会』ですが、ポジティブな
参加者の方々に恵まれ、とてもよい形で継続できているように思います。
(参加して下さっている皆さま、本当にありがとうございます!)

来月は、2月28日(日)に開催する予定です。
場所が決まり次第、メルマガと《ごほうびらぼ》でお知らせします。
先着順となっておりますのでお早目にお申込み下さい。
おひとりで初参加される方も多い会ですので、はじめての方も遠慮なく
お申込み下さい!

曲げられない女

2010年01月22日 | 日記
自宅ではあまりテレビを見ない方ですが、水曜日の10時から
放送されている管野美穂さん主演の『曲げられない女』は、
ついつい見入ってしまいます。

主人公は菅野美穂さん演じる荻原早紀(オギワラサキ)、32歳。
弁護士事務所でバイトをしながら弁護士を夢見て司法試験に
挑戦するも現在9連敗中。

この彼女、職場では無愛想で人付き合いも悪いため「変人扱い」
されています。その上、ルールを破る人には厳しく注意するため、
もはや「嫌われ者」。

ですが、彼女は世間に何を言われようと弁護士になることを諦めず
自分が正しいと思う道に向かって真っすぐ前進しようとしています。

恋人にもバイト先の弁護士事務所にも見放され、どん底な彼女ですが、
信念を貫き頑張る彼女の姿をみて、幸せを見失いかけている人たちが
徐々に勇気づけられていくのです。

正直、ここまで無表情で協調性のない人が同じ職場にいたら、周りの人も
しんどいだろうな、と思います。

ですが、「夢を諦めずにこのまま突っ走って欲しい!」と画面を見ながら
力をこめて応援している自分がいます。

次回は第3話ですが、今後の展開が楽しみです。

日曜日は、ことし最初の『ごほうび★朝食会』。
今回は、新年最初の朝食会ということで、リーガロイヤルホテル東京
豪華な『温野菜朝食』をいただきます。
なんと、リーガロイヤルホテル東京は、『曲げられない女』でも
ロケ地として利用されているそうです。
そういえば、第一話目のホテルのロビーや披露宴会場はここだったのかも・・・

1月の『ごほうび★朝食会』は満席のため申込みを締め切らせて
いただいています。次回は、2月28日に開催する予定です!

英語のスピーチを学ぶ ―トーストマスターズ―

2010年01月20日 | 日記
オバマ大統領がアメリカ合衆国の第44代大統領に就任したのは、
ちょうど一年前の2009年1月20日のこと。

オバマ大統領のシンプルで力強いスピーチはわたしたちの心をつかみ、
日本でも彼のスピーチを録音した英語学習用のCDが飛ぶように売れました。

ここで告白するのも少し恥ずかしいことですが、わたしは学生の頃から、
大人になったら日本語と英語でエッセーを書いたり、プレゼンテー
ションができるようになりたい、と思ってきました。

ですが、自分から英語を使う機会を作ってこなかったため、10年近く
日本語オンリーの生活を送っており、今では英語での自己紹介すらまま
ならない状態です...。

ところが、来週とんでもなく偉い方々と英語で会食する機会を
いただいてしまいました。わたし以外の参加者の方々は皆、ネイティブ
だったり米国の大学への留学経験があったり、本業が通訳といった
英語がペラペラの方々ばかり。

このままではマズイので、何かしなくては!と焦っていたところ、
尊敬する友だちの聡美さんからから『Kerforce -Toastmasters Club
(以下、トーストマスターズ)をご紹介いただき、昨日の夜、初参加を
果たしました!

トーストマスターズは、米国発祥のパブリック・スピーキング(人前で
話をすること)とリーダーシップ・スキルの向上を目的とした国際的な
非営利団体です。宗教や政治とは一切関係ない団体で、この活動は世界中に
広がっています。

日本にも、何十ものトーストマスターズのクラブが存在しているようですが、
わたしがお邪魔した『Kerforce -Toastmasters Club』は女性のリーダーシップ
の育成に特に力を入れているクラブでした。

昨日は初参加だったため、主に会の雰囲気を感じたり、皆さんのスピーチを
聴かせていただいたのですが、英語力もさることながら、会の進行の
素晴らしさにもただひたすら感銘を受けました。

メンバーの皆さんも、すでにお孫さんがいらっしゃる方、個人で英語を教えて
いらっしゃる方、企業にお勤めの方、NPO活動をされている方、起業されている
方、介護を終えられセカンドライフを楽しまれようとされている方、育児中の
方、妊娠中の方など、年齢も状況も十人十色。おひとりおひとりの表情から、
人生のドラマが垣間見られ、胸がいっぱいになりました。

さすがに来週の会食までに、英語がペラペラになることはなさそうですが
(そりゃそうです)、大勢の仲間のいるトーストマスターズに参加して、
徐々に人前で話すことにも慣れていきたいと考えています。

Kerforce -Toastmasters Club』では、新しいメンバーを募集中とのこと
ですので、興味のある方はまずはゲストとして会を見学されてみてはいかが
でしょうか? 

今年の漢字

2010年01月19日 | 日記
1月の朝はキーンと冷え込みますね。
まだまだ冬真っ盛りですが、すでに花粉症の兆しが
でてきています。

花粉症の薬は、症状がひどくなる前から継続的に服用
しておいた方が良さそうなので、明日から予防の意味を
こめて飲み始めようと思います。

さて、今日は恵比寿で開催されている朝食会に参加して
きました。

今朝は参加者全員で、今年の目標について発表。
わたしは冷え性改善のために、カラダの熱を生み出す筋肉づくりに
取り組もうと思っていることを話しました。
今年の目標を漢字一字で表すと「筋(きん)」

1月~3月は寒くて外に行く気がしないので、この間は家の中で
軽く運動をして、4月からジムに行ってみようかな・・・と考え中です。

一年の目標というと、年末には忘れてしまうことも多いですが、
漢字一文字にしておけば、覚えておけそうですね。
皆さんは、どんな漢字を思い浮かべますか?

はたらきもののベトナム女性

2010年01月18日 | 日記
今日は、ベトナムの女性について書いてみたいと思います。

年末年始のベトナム旅行では、縁あって日本とベトナムの両国で
IT系のビジネス展開を行うハー社長にホーチミンとハノイを
案内していただきました。

ハーさんは、東大やアメリカの有名な大学院への留学経験もある、
エリート中のエリート。わたしとは同い年で、ベトナムには、
奥さんとお子さんもいらっしゃる優しいお父さんでもあります。

今回の旅では、ハーさんの話を聞いたり実際に街で働く女性を見たり
して、ベトナムで女性が働くことがどういうことかを考えてきました。

まず最初に押さえておかなければならないのは、ベトナムが社会主義
共和国であるという点。資本主義国家ではないので、インフラは
国営企業が掌握しており、ホーチミンやハノイといった大都市においても
民間企業の乱立は見られません。(さすがに外資系のホテルは多数
ありました)

日本のイオンやイトーヨーカドーのようなスーパーもなく、お店の単位と
いえばほとんどが個人商店。個人商店は家族で経営されており、一階が
お店で二階が住居になっているケースが多いようでした。

これが飲食店であれば、妻が料理や接客、会計を担当し、夫は必要が
あれば出前に行くという役割分担のようです。

ベトナムでは女性の方がよく働くと言われていますが、男性はどうかというと、
もちろんきちんとお仕事をされている方もいらっしゃいますが、道端でバイク
の上に寝転がって昼寝をしたり、コーヒーやビールを飲みながら井戸端会議を
して時間をつぶしているのは圧倒的に男性の方でした。

そしてベトナムでの「仕事と子育ての両立」はどうかというと、これは全く
問題になっていないようでした。

ベトナムでは、人口爆発対策のため政府が『二人っ子政策』を出しており、
公務員であれば子どもを3人以上つくると昇給や昇格が不利になるそうですが、
一般市民にはあまり守られておらず子どもの数が増え続けているそうです。

働く場所が家族も一緒に暮らす「個人商店」なので、女性が出産すると、
同じ家に住むおじいさんやおばあさんが面倒を見てくれます。
そのため、子どもを外に預ける必要がないし、子どもがそばにいる状態で
働くことができるので、「仕事」と「子ども」を天秤にかけて子づくりを
躊躇するなんてことにはならないようです。

日本で働く女性が仕事と子育てを両立しにくい環境にあるのは、ベトナムと
違って「働く=家族と離れて通勤の必要がある(男性カルチャーの)会社
組織で働く」からだと思います。

とはいえ、日本とベトナムでは社会構造がまるっきり違うので、
「個人商店の時代に戻りましょう!」という話にはなりません。
先は長いですが、日本は日本なりに、高度経済成長を遂げた後の社会を
独自の方法でひとつひとつ作っていくしかない、と考えました。

ハーさんによると、ベトナムでは女性が働くのはあたり前のことと考えられて
いるそうです。ただ、「やりがいを求めて働く」というよりは、「生活を
していくために一生懸命働く」女性が多いようですが。

同じアジアでも、ところ変われば・・・というやつですね。



上の写真は、布に刺繍をするベトナム人の若い女の子たちです。