lie to me 3

映画(海外メイン)・洋楽(HR/HM)など日々徒然のハマっているものごとの覚え書き

新選組関連の小説などの覚え書き 其の一

2015-03-12 20:50:17 | 漫画・小説
新選組にハマったからといって、なにも漫画ばっか読んでいるわけではありません。
高校生の頃に読んだ「燃えよ剣」を図書館で借りて読み直すことをはじめ、ちょろちょろ手を出し始めました。
ということで、小説の覚え書き。


●「燃えよ剣」司馬遼太郎

 

いわずとしれた司馬史観でござい。
世の中の大半の新選組と土方さんはコレだよね。
男の浪漫。
ご多分に漏れず、私の新選組もだいたいコレがベースです。だって高校生だったからなー初読。グッとくるのよ。
司馬遼太郎の初期の作品のせいか、なんというか元気がいいです。トシさんめっちゃバラガキ。
上下2巻なので、サクサク進みます。
そして初期のせいでしょう、斎藤一が蝦夷まで着いてきてて、ちょっと感無量。。
あと、土方さんの愛刀が「ノサダ」が定説になっちゃったのは、絶対この作品のせいだよねー。
ノサダ、響きがかっちょええもん。


●「近藤勇白書」池波正太郎



●「幕末新選組」池波正太郎



この二冊はまとめて。
だって池波センセー、ほとんど同じハナシなんだもん!
センセーもう全然土方のこと好きじゃなくって、笑っちゃうくらいです。
色男はお嫌いなのね。。
そんな池波センセーのご贔屓は新八つぁん。
なにやら、色白でむっちりして可愛らしい男がタイプなんですな、ほほう。。。

ところで、ワタシ発見したんですが。
みなさんご贔屓の隊士がいかに他より優れているかを表現する時に使うのが、おしなべて芹沢鴨。
「あの芹沢が一目置く相手」ときた日にゃ…てもんですよ。いやん鴨おいしいわ。
で、池波センセーもそりゃもうこの手を使いまくり。
鴨ったら新八の言うことなら聞く。もうなんでも聞く。
ちょっと読んでて「同人誌みたい…」と思ってしまいました、スミマセン池波先生。

ちなみに、池波作品としてはそんなにお勧めはしません。
仕置人や剣客商売に比べると、やっぱり差がありますね。



●「土方歳三散華」広瀬 仁紀



「新選組風雲録」読めや、ってカンジなんですが、通りすがりで古本屋を覗いたらコチラを発見したので。
えっとですね、広瀬先生、トシさん大好きなんですね!
細かく容姿・行動等が賞賛されていて、ファンとしては大変心地よいです。
だいたいタイトルからして「散華」だもん。きゃあ。
最後の土方の死に様の書きっぷりもステキ。
~~硝煙が、馬上の土方を包んで、薄れたーーー。
こういうのに弱いんだよねー。


次はもうちょっとおちゃらけたヤツを並べてみようと思います。
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