アド・アストラ＠新宿TOHO IMAX 09/20/19

偉大なる父の影を乗り越え、自らと調和するのだーー公式こちら



…という映画だと思ったんですが。どうかね。
まあ、偉大なる父は、ただの趣味人で自分の理想のためなら家族も捨てるし他人は殺しちゃうトンデモじーさんだったけど。
しかしさー、ブラピ美しいよ？年齢（55）考えるとありえんほどのシェイプとビジュアルで、半分くらいブラピのアップで持たせた驚異の映画だと思うよ？
おかげで大変シニアな映画になったよね。。
父親トミー・リー・ジョーンズ（73）、父の友人（でいいのか？）ドナルド・サザーランド（84）、恋人リヴ・タイラー（42）だもんな。。
わたしにはとても馴染みのある俳優陣ですがね。
このメンツで「父と子の確執」をやっていいんだろうか、、逆に若い時ばかりでなく50も半ばを過ぎた今だからこそ、この呪縛から逃れ対決することができるのだろーか。
ってコトでいいのかしら。。
まあ、ドナルド・サザーランドがすこぶるかっちょよかったから良いか。

映画は大変に静的。
美しい画面としばしの無音を含む静かでやや不安を煽る楽曲。
うっかり一杯やってから「どーれブラピでも見とくかー」なんて座った日には、爆睡も止むなしってとこです。
でも、抑えた演技のブラッド・ピットをこれでもか！と堪能できる佳作だと思いますよ、キレッキレで残念なトミー・リー・ジョーンズも素晴らしいですし。
わたしは意外と楽しく観られました。
ま、こないだのワンスアポンナハリウッドで初めて「ブラッド・ピットかっこいい〜」って目覚めたクチなので、ミーハー心満載ですけどね。
それにしてもドアップに耐えうる稀有なおっさんだわ。大昔「テルマ＆ルイーズ」で観た時は、なんかヌラヌラしてヤンキーにありがちなぶりぶりしたオトコ、としか思わなかったのだが。。

ところで、SFとしては相当ダメですよね？
あんな鉄板（素材は違うと思うけど）ひとつで、宇宙遊泳ムリですよね？
だいたい火星で無理矢理乗り込んだ時も「は？！」って変な声が出たし。
…ファンタジーということでよろしいか。。。



監督　ジェームズ・グレイ

キャスト（映画.comより、ちょっと足してみた）
ロイ・マグブライド　ブラッド・ピット
ロイの父　トミー・リー・ジョーンズ
火星ステーションみたいなののトップ　ルース・ネッガ
ロイの恋人　リブ・タイラーリブ・タイラー
ロイの父の友人？大佐　ドナルド・サザーランド


2019年製作／123分／アメリカ
原題：Ad Astra
配給：20世紀フォックス映画

字幕　松浦　美奈

松浦さん今回もお疲れさま。
年間通すと、松浦さんが字幕を担当した映画を一番観ているかもしれません。

LIKE A STORM ＠渋谷クラブクワトロ 09/15/19

LIKE A STORM　JAPAN TOUR 2019！！
初来日となったDOWNLOAD JAPAN 2019 新人らしからぬ至高のパフォーマンスで会場を熱狂の渦に巻き込んだライク・ア・ストーム 待望の単独ツアー！
…と、クリマンのHPの紹介にあります、LIKE A STORM。
ニュージーランド出身の3兄弟&ドラム、現在はカナダを拠点に活動中のバンドちゃんでございます。
あいにくダウンロードには行かなかったので、今回初。
お友達より「悪くなさそう、行く？」と誘われたところ直前になってクリマン3Aより招待メールがきたので応募したら当選したので一緒にゴー、という、極めてラッキーなコースで久しぶりのクワトロ。



ちょっと早く着いたので下のGUでちょっとウロウロしてたら、ガンズのTシャツのでかい兄ちゃんがいて「あーこの人も同じライブに行くのねーこっちはモトリーでーす」とか思ってましたが、いざステージが始まったら、その人ステージでベース弾いてました。ははは。



左のガンズTの人ですね、ベースの長兄ケント。途中でピアノ（キーボードかも）も弾いてましたね。多彩。
でかくてかっこよかったわ〜



真ん中、ボーカル＆ギターのクリスは、モニターの上にたくさん乗ってくれてとてもかっこいい、勢いのあるパフォーマンスとちょっと掠れた良い声で歌と煽りがステキ。
もうなんども「トーキョー最高、ありがとまた来る」って言ってくれて、なんかもうなんて良い人なのかしら可愛いしかっこいいしもー！と、こっちもクラクラきましたよ。
しかもアンコールのACDCのTNTではフロアに降りて練り歩いてくれちゃうし！
髪と背中をちょっと触っちゃった〜そしてちょっと良いにおいがしました、、外人あるあるだわ。。
あと、プロモーターとかのスタッフを4名ほどステージに読んでお礼とプレゼントを渡したりしてて、まーなんか良いですねえこういうの。



右端のギター＆コーラスのマット、時々リードボーカルも取ってますね。
彼のボーカルの曲は、他よりややポップな感じがしました、リンキンパークとかフーバスタンクとか。
と思ったら「ケータイのライトつけてね」って「Crowing」独唱。チェスター。。泣くから。。



この左に見える（実際はVo.の左右にありますが）2本の筒がぶっ刺されてるドクロのオブジェがスチームパンクくさくてめっさステキなのですが、時々クリスがかがんで息を吹きかけてて、どうもこいつは楽器のようでした。
あとでツイッターで「ディジュリドゥ」というものだと知りましたよ。
ーーディジュリドゥ（Didgeridoo, Didjeridu）とは、オーストラリア大陸の先住民アボリジニの金管楽器である。（from:wiki）
こんなにかっこよく加工しちゃうとはね。

さて、なんかあんまりみんな可愛いんで個人の感想をつらつら書きましたが、全体のサウンドはとってもロックでメタルでオルタナ＆エモで良いです。
加えて若くてフレッシュ！！ステージングも元気だし、客もノリが良いし、久しぶりにヘドバンするお客さんいっぱい見ましたね。わたしも振ったけどね。
最初は一番後ろでまったりしてたんだけど、一曲目を聞いて「あ、これはこんなとこにいたらいかんやつ」と慌てて下のフロアに降りましたもん。
降りてよかった、とっても楽しかったです。
知らなくてもノレる、歌える、良いですね〜♪



最後にドラマのザック。タイトでシャープな良いドラムでした。
しかしこの、3兄弟+1っていうバンド構成はじっさいどんな感じなのかしら？


ツイッターで拾ったセトリです。
さて、CD買わないとね

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド＠新宿TOHO 08/31/19

タラちゃん、これは日本的に言う所のBLでよろしいか。。公式コチラ



まー、BLとか言うと怒られそうなんだけど、あんまり直球だからさ。
タラちゃん、美人の男子大好きだし、かっこいい男も大好きだし、バディもの大好きだしホモソーシャルも大好きだからなあ（笑）
可愛いレオとイケてるブラピで、しかもブラッドピットえらいボディコントロールっぷりだし、これは楽しい撮影だったと思われます。
立派になるって、好きな俳優に好きなこと（演出）できる、ってことなのねさすがタランティーノ。

というレオとブラピのいちゃいちゃを軸にそれぞれの苦悩やパンチや時々マーゴーット・ロビー渾身のお馬鹿演技が程よく差し込まれる、半世紀前のハリウッドを舞台にした並行世界のお話、味付けはチャーリー・マンソンという映画でございました。
若干不謹慎なので、そこを楽しめればオーケー。

ただ、161分がちっと長いわね。
最後20分以外はすべて、8割〜9割に短縮できると締まると思うけど。
まあ、それができてるタランティーノの映画って、お金がなかったレザボアだけだからなー。

時間があればもう一回観に行きたいのですが果たして。



監督　クエンティン・タランティーノ

キャスト
レオナルド・ディカプリオ　リック・ダルトン
ブラッド・ピット　クリフ・ブース
マーゴット・ロビー　シャロン・テート

2019年製作／161分／PG12／アメリカ
原題：Once Upon a Time... in Hollywood
配給：ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

字幕　松浦 美奈

松浦さん、お疲れさまでした。。

ジェルネイル5 09/02/19

グラデーションネイルその2。
深い秋色です。



シンプルなグラデですが、よく見ると小指にだけちいさなゴールドブリオンがみっつ。
可愛い〜〜〜
少しだけ何かしたいけど、どうすればいいかわからない！と困っていたら、ネイリストさんがやってくれました。
さすがセンスが良い♪

ちなみにこのブリオンは左手だけなので、右手はグラデのみです。
ちょっとだけ自己満足、的なカンジで、それも良い♪