公式〜
生まれて初めて同じ映画を5回観たのが「レザボアドッグス」なので、これは観にいかねば。
タラちゃんの映画の作り方、映画への愛を、レザボアから8作目「ヘイトフル・エイト」までに出演した俳優たちが語り伝えてくれるという、一粒で二度美味しい的なドキュメンタリーでした。
マイケル・マドセンがいっぱい語ってくれて、特にレザボアの耳切りシーンのダンスの話とかティムロスに撃たれるのがイヤだったとか、超面白かった。
ハーヴェイカイテルならいいけどティムロスはイヤなのってアンタ(笑
そんなティムはタラちゃん映画のミューズなので、いたるところに出てましたね。いやーハニーバニー懐かしいな。。
そんなティムロスでも、ケータイに電話がかかってくると「発信者がQTだと、新作の脚本を読んでくれ、っていう言葉であってくれって願いながら電話を取るんだ」って言っててへえ〜って感心しちゃった。タランティーノの映画に出るのは特別なんだね。
他の監督と違ってモニターを見ず、カメラ横に立って映画を撮るタランティーノだそうですが、そうくると当然現場はケータイ禁止とのこと。
現場入り時に、それぞれの名前が書かれたビニール袋に各自のケータイを入れて預けるんだそうです。ははは。
仕事中に目に見えるところにケータイがあると作業効率が下がる、という記事を最近見たので理にかなってるんじゃないかな。
最後の方は、この映画が撮られた2019年の大きな話題、ハーヴェイ・ワインスタインのスキャンダルが大きく取り上げられてましたが、これ今なら脚本家と俳優のストライキの話になったんじゃないかなー。AI関連とかね。タラちゃんはAI好きじゃなさそうだけどどうかね。
10作映画を撮ったら監督は辞めると言ってるタランティーノ。
この間の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」が9作目なので後ひとつなのね。
実はキルビルもヘイトフル・エイトも観てないので、きっと10作目公開に合わせてやるであろうヘタランティーノ祭りの時に映画館で観ようかな。
2019年製作/101分/R15+/アメリカ
原題:QT8: The First Eight
配給:ショウゲート
字幕 高橋 彩