lie to me 3

映画(海外メイン)・洋楽(HR/HM)など日々徒然のハマっているものごとの覚え書き

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅@新宿TOHO 11/23/16

2016-11-24 17:47:58 | 映画・ドラマ
ファンタビです。ニュート可愛いよニュート。公式コチラ。



公開初日だしレディースデーだしで、気づいたらすごい前の席しか空いてなくて。
久しぶりに前から三列目の端っこで観賞。
なんかみんな長かったような(笑)2Dにしといて良かった。

でも、面白かったです〜いやーニュートは大変コミュ障っぷりがよく出来てて、エディ・レッドメインさすがに上手いわ〜。
ジェイコブ(ダン・フォグラー)も上手い、というかあの体型はずるいわ。。絶対良い人やん。
ティナはまー可愛くなくて、なんというリアル。もうちょっと妹さんからメイクを教わってもよいのでは、、でもその差がリアリティを出してるんだろうな。
妹のクイニーはこれまた絵に描いたようなブロンドのキャンディボイスちゃんで可愛い。でも怒ると怖い。
役者のアリソン・スドルは基本TVの人で、歌もやっているのね!この役に良く合ってた。

グレイブスさんはコリン・ファレルなんだけど、まず衣装が素敵。
そしてイケメンだった…コリン・ファレルを初めてイケメンだと思いました!
最後に変身した時、ちょっと〜あのイケメンを返してよ〜って思っちゃったわ。ごめんよジョニー。
クリーデンス(エズラ・ミラー)もよかったわ。。髪型がちょっとスポックだったわね。
髪型といえば、ニュートのあの前髪の下ろしっぷりも、いわゆる「変人」度合いを示しているのかな〜なんて思いました。
日本人だと前髪下ろしててもあんまり気にならないと思うけど、欧米人は(というか北米)いわゆる「ちゃんとした大人の男性」は前髪上げてる、という印象があるのかと思って。
(フィギュアのカナダ男子のケヴィン・レイノルズ選手が、向こうでは「変わった髪型」扱いされてた記事を読んだ記憶があるのです。。われわれ的にはいたって普通なんだけど)

「ノー・マジ」っていう身も蓋もない表現がとってもアメリカだと思いました。
「マグル」だとへーそう言うんだー、ってカンジだけど、「ノー・マジック」だもんね。わかりやすいというかなんというか。

それにしてもあのトランクの中は素敵だったわ!
動物と一緒だとただの充実した人生を歩んでる素敵なアニキに見えるニュートさんだったわね。
でも人(というか魔法使い)の間ではコミュ障なニュート…グレイブスさんも「なんでダンブルドアはお前を贔屓したんだー」って嫉妬の嵐に苛まれるわね(笑)
杖でビシビシやってたし。
まあ、ダンブルドアさんは結構趣味が一貫していると思うけど(笑)
公式がゲイ設定なんかにするから、こんな愛憎峠になっちゃうのよ、うん。配役が気になりますね。

クリーデンスの体罰が、まあ絵的には手の傷だけだったんだけど、あの自分のベルトを抜かせてっていうのがとっても昔のアメリカっぽくて。。
ちょっと古い心理犯罪ものなんかでよく家庭内体罰の描写があるけど、こういうカンジなのかね…とぞっとするものがありました。
まあ手の傷だけじゃないんだろうね。
ティナが同情して口出しするレベルなわけだしね。。



原 題 Fantastic Beasts and Where to Find Them
製作年 2016年
製作国 アメリカ
配 給 ワーナー・ブラザース映画
上映時間 133分

字 幕 岸田 恵子
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manic Street Preachers @新木場 11/08/16

2016-11-10 12:19:45 | 洋楽 HR/HM
ああ、manicsは素晴らしいね!
Everything Must Go 再現&moreでございます奥さま。
どういうことになるかっつーと、でざいんふぉーらいふを早々にやっつけちゃうってことです。ははは。



前座、グレープバイン。
初期の曲をちょっと知ってるかもしれないレベルでしたが、さすがに上手なバンドでした。
MCがちょっとプレゼンの上手いおっさんのようでなごんだ。
カッコいい曲が多かったけど、もうちょっと振り切った曲作りにしてもよいのでは、、などと思ってみたり。

今回、このあいだのDokkenを踏まえ、がんばって前のほう3〜4列目で参加しましたが、アレですよ、前は良いですよ。
まず、盛り上がる!
そりゃまあ、目の前にいるんだから。ジェームスの表情まで見えるし。
周囲も熱いし。流されるのもまた楽しいし。
昔と違って、潰されることもないしね。バンドによるだろうけど。

相変わらず、リッチの定位置がすこーんと空いたままのマニックスです。
でも、おかげでジェームスの運動場になってたな、ステージ左側はw
片足ケンケンもぴょんぴょんも健在でワタシはうれしいよ。おっさんガンバ。

Everything Must Goは、正直かな〜り巻いてましたね。。
ちょっと短いわよ!て曲もあったような。
でもいいの、どの曲も好きだけど、他のアルバムの曲も好きだから!いっぱいやって!

アルバム全曲終了後、アコギで2曲。
「おまえらコレ好きだろー」ってStay Beautiful!
アコギでファッコフ!ですか!はい、大好きです会場全員(笑)
ちなみにこれは事前のセットリストにはなかった模様なので、ジェームスご機嫌だったのね♪

今日はですね、You Love Usがものすごくよかった!!!
いつも盛り上がるけど、演奏も上手かった!われわれも盛り上がった、ものすごく。
盛り上がったといえば、Australiaも異常に盛り上がったな、、アレはなんだったんだろう。。

Kevin Carter、Ocean Spray、Show Me the Wonderでは、ペットが入ってくれて嬉しかったなあ。
Kevin Carterはね、ペット入りだと本当にカッコいいんですよ。
ちょっと泣きそうになりました。
泣きそうになったといえば、わかってるけどMotorcycle Emptiness、リッチの紹介をしてから演られると泣くのよ。
うう。盛り上がったけど。

とにかくすべての曲でジェームス相変わらずよく働いててカッコよかったです。
あーステキ。
また来てね!

ツイッターで拾ったセトリがコチラ。


やったのはコチラ↓

〈Everything Must Go〉
1.Elvis Impersonator: Blackpool Pier
2.A Design for Life
3.Kevin Carter
4.Enola/Alone
5.Everything Must Go
6.Small Black Flowers That Grow in the Sky
7.The Girl Who Wanted to Be God
8.Removables
9.Australia
10.Interiors (Song for Willem de Kooning)
11.Further Away
12.No Surface All Feeling

〈2nd Set〉
13.Stay Beautiful (Acoustic)
14.Ocean Spray (Acoustic)

15.You Love Us
16.You Stole the Sun From My Heart
17.Walk Me to the Bridge
18.Your Love Alone Is Not Enough
19.A Song for Departure
20.If You Tolerate This Your Children Will Be Next
21.Born to End
22.Show Me the Wonder
23.Motorcycle Emptiness
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われらが背きし者@TOHOシネマズ シャンテ 10/29/16

2016-11-01 08:49:28 | 映画・ドラマ
すごく面白い映画でした。ユアンは妖精ちゃん。公式コチラ♪





前情報ゼロで観に行ったのですが、ル・カレ原作だったのね。
ロシアン・マフィアの抗争に巻き込まれる一般人の教授と弁護士の奥さんの話なのですが、しっかりした脚本と上手い俳優達のおかげで、とっても緊迫感溢れる面白い映画でした。
あと、映像もとっても綺麗だった。
メリハリのある画と色でちょっとシックで空気感もあって。
今時のスピード感やCGはないけど、わたしは十分楽しめたなー。





マフィアのロンダリング担当のディマ(ステラン)が、もう人間味溢れるがさつな声の大きいオヤジで、好きにならずにいられない(笑)
彼に見込まれて巻き込まれちゃう教授ペリー(ユアン)の気持ちもわかる…なかなか逆らえないよね、こういうオヤジにはさ。
そんなペリーに不安になりつつ途中から協力する奥さんゲイル(ナオミ)に気持ちもわかるわー。
普段は頼りないけど、暴力にはものすごく抗議する夫を見直す(惚れ直す?)あのアパートのシーン結構好き。
MI6のヘクター(ダミアン・ルイス)も、最初は「なんだコイツ」と思って観てたけど、だんだん彼の熱い思いが伝わってくるという。。
登場人物すべてにきちんと性格付けが出来ててそれぞれにある程度共感できるところが、この映画の説得力なんだと思う。

ま、まあ、教授はちょっと…共感というか、いるよねこういうふわふわした大人、ってカンジだけど。
教え子と浮気もしちゃうし(大学で詩の分析をする講義のシーン、ほとんど教室には女子学生ばっかだったしみんなウットリ教授見てるし)、だいたいほぼ初対面のおっさんの頼みをきいて、あきらかにヤバそうなUSB預かっちゃうし。
いろいろ浮世離れしているので、途中から「プロフェッサーは妖精さんなんだわ」と思って観ていました(笑)

最後はねー、もう絶対誰か死ぬな、死ぬならコイツしかおらんな、どこで死ぬんや…ああ、妖精さんと離れちゃアカンのや!とハラハラしながら観てましたよ。
でもディマは絶対わかってたよね。。。
ラスト、きちんとまとめてスッキリする結末でした。
ヘクターのエプロンは反則だったな。

大作ではないけど、佳作といってよいのではと思います。
あと、同じル・カレの「裏切りのサーカス」と比べると、女優の存在って重要!とも。
話が締まるというか…まあ、裏サーはあれはあれで男のロマンだったけどね。


原 題 Our Kind of Traitor
製作年 2016年
製作国 イギリス
配 給 ファントム・フィルム
上映時間 109分

字幕 松浦 美奈
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