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またまた障がい者福祉講座

2013年06月25日 | 市民講座
週末は5月に続いて福祉講座に行ってきた。今度は神奈川大学。

「 特別講演会 地域が支える福祉」浅野史郎

 元気な講師だった。厚生省時代、たまたま福祉を担当したらそれがライフワークになっちゃったそうだ。ジョーク交じり、というか、ジョークを言う前振りに講義してるみたいで、講義のさなか爆笑が何度も・・・。こういうのも珍しい。

・「障害福祉は、あわれでかわいそうな障害者に何かいいことをやってあげること」ではない
・精神障害、発達障害:昔は病院の管轄 いまは福祉の対象 数が多い
・障がい者の存在に街が慣れることが大事
  施設設置に反対する地域もあれば、学校等が施設に感謝状出す地域もある
・ボランティア活動
  やむにやまれぬ心の動きで行う 
  ちゃらんぽらんでも構わない
  非専門家をたくさん巻き込むことが大事
・ぷれジョブ
  地域と障がい者を、職業体験を通じて交流させる試み

 土曜の大学は学生がいっぱい。学校ってエネルギースポットだから、中にいるだけで元気になる。講義前に学食で昼食、講義後も校内を散歩。

---案内から---
障害福祉は私のライフワークです。厚生省障害福祉課長を務めた経験を通じて、障害福祉について考えてきたこと、実践してきたことについてお話します。
いくつかのテーマがあります。「障害福祉は、あわれでかわいそうな障害者に何かいいことをやってあげること」ではないことの説明から始まります。障害福祉は可能性の哲学の実践であること、障害者にも「立つ瀬」が必要ということ、障害福祉は地域づくりであり、社会変革であり、国づくりということも強調します。
最後に、福祉の世界に「非専門家」を巻き込むことの重要性を指摘しながら、「ぷれジョブ」という新しい試みを紹介します。

浅野 史郎(神奈川大学特別招聘教授)
1948年2月8日生まれ。仙台市出身。東京大学法学部卒業後、厚生省(現厚生労働省)入省。児童家庭局障害福祉課長、生活衛生局企画課長などを歴任。1993年11月宮城県知事に当選。2005年11月まで3期12年務める。2006年4月から慶應義塾大学総合政策学部教授。2009年5月ATL(成人T細胞白血病)を発症し大学を休職。その後、骨髄移植を受け病気から回復し、2011年5月慶應義塾大学に復帰。2013年3月慶應義塾大学を定年退職。2013年4月より現職。主な著書に『豊かな福祉社会への助走1、2』(ぶどう社)、『誰のための福祉か』(岩波同時代ライブラリー)、『疾走12年 アサノ知事の改革白書』『運命を生きる―闘病が開けた人生の扉』(以上、岩波書店)などがある。
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