Rainy Days After

パンとスイーツ!!

目白「Aigre-Douce(エーグルドゥース)」の『ターンドル』

2006-12-08 | patisserie
2種類の濃厚なチョコレートクリームを重ねた、やわらかいタッチのチョコレートケーキ。
コニャックの風味が贅沢に香る

アルコールの弱い人は辞めた方がいいとまで某雑誌に書かれていたケーキ。
ワクワクしてた、どれほどのものか。
おおー、コニャックだから苦味も渋味もあって深い。
これは期待以上。
チョコレートがかなり濃厚なので、それに負けないくらいの強さが必要なのだろう。
濃厚なチョコレート好きにおすすめ。

目白「Aigre-Douce(エーグルドゥース)」」の『アルデシュ』

2006-12-08 | patisserie
自家製のマロンコンポートが忍ばせてあるパイ。
手に持ったときの重量感を裏切らないフィーリング。
パイ生地のサクサク感と表面のシャリッとした食感、そしてみっしりしたフィーリングの中にあるコンポートの甘み。
どれをとっても丁寧さが伺われる秀逸なパイ。

正直、マロンパイでここまで素晴らしいものにあったことがない。
たった260円で味わえる贅沢。
おもたせはこれにしよう。

目白「Aigre-Douce(エーグルドゥース)」の『カスレット』

2006-12-08 | patisserie
04年2月にオープンした寺井シェフのお店。
「マダム・ミクニ」のシェフ・パティシェだった経歴がよく知られていますが、
修業先が「ルノートル」(池袋)、「ラ・ミ・デュパン」(横浜)、アンジェ「トリアノン」、ベルギー「ダム」、アルザス「ジャック」、パリ「ジャン・ミエ」などということで
結構好みなんだなーと気づいていた。
最近また色々な雑誌で取り上げられているのを見て、これは行かねばと馳せ参じた次第。

目白の駅から10分くらい歩いたところにあるフランスらしい重厚な店構え。
思っていたよりもこじんまりとしていて、イートインは2組しかできない。
それにしても品揃えは圧巻。

最初はやはり、抑えておくべきものからということで『カスレット』。
シュー生地を容器に見たてて焼き上げ、表面には濃厚なキャラメルがけ。
ラム酒風味のカスタードクリームと香ばしくソテーしたバナナが入っている。

バナナの入ったケーキはもたっとするので、あまり好きではない。
バナナブレッドは好きなんだけど。

クレーム・パティシェールの質感がもったりとろりで絶品。
ラム酒の具合も品があっていいです。
キャラメリゼされた表面とシューのケースとクレームの質感の差とバランスがポイント。
そして何よりバナナの風味がとても活きている。
でもしつこくなく、もたっとせず。
やはりトップパティシェが手がけるとこうなるのね。