***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

2泊3日で前穂高・その1

2014-07-30 23:35:10 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

 

先日の岳沢ぼっち旅で仰ぎ見た前穂高。

雲に隠れていたそのてっぺんに登ってみたいという欲求が収まらず、
2泊3日で予定していた南八ヶ岳周回を変更し、
前穂高岳登山へ挑戦とあいなりました。


まずはその1日目。

出発は7月27日(日)の午前4時。
1日目は小屋のテント場に到着することが目的なので遅めです。


午前8時少し前に沢渡大橋の駐車場に到着。
駐車場は、夏休みなので満車を心配してたけど、8割方埋まっていたくらい。
曇り時々晴れという天気予報のせいかな。
ヤマテンの局地的予報はもっと悪かったし(汗)


8時20分発のバスで上高地へ。

途中、崖の上でオロオロしていたニホンカモシカを発見。
下りられなくなっちゃったのかな。


バスターミナルでトイレ(有料)を済ませ、登山計画書を提出し、歩き出します。

 

お約束の河童橋。
お山の上部はガスってますが、まぁ、小屋まで行くだけだから。

 

岳沢湿原近くの登山口に午前9時30分到着。

 


歩き始めてほどなく雨(汗)

カメラは即仕舞い、スマホもバッテリー温存のため写真は無し。

雨仕様にして、ほどなく大雨(汗) 一時豪雨(大汗) その上雷(超汗)

 

雷鳴を聞きながら、川状になった登山道を歩き、
「ちょっとヤバイかも、、引き返した方がいいかな」と思いつつも、樹林帯だから
大丈夫だろうと。

岳沢小屋が見える小屋見峠あたりで雨は止んでホッ。

 

ガスに覆われた岳沢ですが、ほんの少し青空が見えてきました。

 

大雨で川になった岳沢。普段は水は流れていません。
増水がひどいと渡れなくなる場合もあるそうです。

↓これは沢の脇に掲げられた案内版。

 

 

岳沢小屋到着は12時ジャスト。

小屋で幕営の申込をし(1泊につき1,000円/人)、テント設営にかかります。

メインのテント場は100mほど離れたガレ場に点在してますが、
トイレが近い方がいいので、私たちは小屋裏のひな壇状の場所を選びました。

 

設営完了。
しっかりカバーしたつもりが、ザックの中が結構濡れちゃって干し物のオンパレード(笑)
なんか難民キャンプみたいだわね。
次回からザックの荷物はまとめて大きな防水袋に入れることにしました。

それにしても、真後ろに穂高の吊尾根が迫るテント場なんて、めっちゃ贅沢じゃありませんか。

 

テラスのフェンスに掲げられてている標識が可愛いです。
紀美子平、雷鳥広場、、この標識を見てるだけで胸がドキドキしちゃいます。

 

テーブルに貼られている案内写真。
右下の赤い線が小屋から前穂までのルートで、紀美子平までが噂に名高い重太郎新道です。

穂高の名ガイドと呼ばれた今田重太郎氏がつくった道なので重太郎新道、
また、紀美子平は、道を造っている時、娘の紀美子さんをそこで遊ばせていたことから名付けられたそうです。

 

これはヘリポート近くから。ルート後半はほとんど壁って感じです(汗)
それにしてもいい風景だな~~。

 

テント場側から、西穂方面を見た景色。
右上が天狗の頭というピークですが、「天狗というよりマグロのお頭じゃない?」と
言ったら「山だからマグロじゃまずいだろ」だそうで(笑)

 

小屋でちょこっとおでん。
なんてことないのに美味しいんだなぁ、これが。
小屋らしからぬ器も嬉しい♪

 

夕食はタンメン風ラーメン。野菜は切って、豚肉は凍らせたまま持ってきました。
ハイカーズデポで買った食器、使いやすいです♪
味は当然、めっちゃ美味しい(笑)

 


夜は満天の星だったのですが、1枚撮ったら(失敗)いきなりバッテリーが減っちゃって、
予備バッテリー1個であと2日は危険なので、今回は星空撮影は断念。

写真には撮れなかったけど、流れ星もいくつか見れて本当に綺麗な星空でした。


翌日の登頂成功を祈りつつ、午後9時過ぎに就寝。

 

その2へつづく。

 

 

 

 

 

 


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