***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

2泊3日で前穂高・その3

2014-07-30 23:35:30 | 美味しい話とか旅の話とか

 

3日目(7月29日)の起床は午前5時過ぎ。

この日は上高地を散策するだけの予定だから、朝ものんびりです。

 

朝食はアルファ米の五目ご飯と茄子の味噌汁&残りのパン。
家でこれだったらヒンシュクものだけど、山だと充分美味しいから
ズボラ主婦には嬉しい限り(笑)

 

2泊のテント生活、
キャンプ場に着いてからは雨に降られることもなく、ラッキーでした。

小屋にも近くてテン泊初心者には便利なテント場だったし。
何より背景が穂高ってのが素敵。

テントの撤収は祭の終わりにも似た寂しさがあるなぁ、
なんてちょっとおセンチになりながら片付けを終え、上高地に下山です。

 

登山道を下りながら、名残惜しむように穂高の峰を見上げます。

 

  

上高地に下りてきて、

穂高と明神をバックにした岳沢湿原。

大好きな景色のひとつです。

 

こちらのバックは六百山。
派手さは無いけど、流れの先に聳える構図がカッコいいです。

 

左に梓川、右に前回カレーをいただいたホテル白樺荘、
控える六百山と霞沢岳。
上高地はどこを切り取っても絵になりますね。

 

登ってきた山をバックにザックで記念写真(笑)

あそこまで自分の足で行ったなんて嘘みたい。
ザックも足も腕も心臓も、みんなよく頑張ってくれました。

 

河童橋の上から。
何十回でも何百回(←そんなに来てない)でも見飽きないこの景色。

 

お昼は五千尺ロッジのお弁当をテラスで。
山賊弁当@900円ときのこ弁当@800円(だったかな)
河童橋のすぐ横で、爽やかな風を受けながらいただくこの贅沢さ。
5000円のランチにも引けを取らないと思う。

この時、ケショウヤナギか何かの綿毛が辺り一面に舞っていて、
ちょっと幻想的な雰囲気でした。

舞ってる綿毛をカメラに納めようとしたけどダメだったので、
                 テーブルにくっついたこれ↓(笑)



こんなのがフワフワ舞ってホントに綺麗なんですわ。

 

 

 

夏真っ盛りの田代湿原。
1年で一番美しい時季じゃないかと思う。

 

白く見えるのはサギスゲの綿毛。
ワタスゲよりちんまりとしていて地味です。

 

どんなときも穏やかな表情の田代池。
癒しの風景です。

大正池。バックは焼岳です。
美しい水の色は、エメラルドの伝説の舞台にも似つかわしいような。
って、若い人は知らないか。

 



大正池といえば、穂高をバックにドーンという構図が普通ですが、あえてちょびっとだけ。
たまにはこんなのもいいなぁ(←自己満)

 

今回も上高地の〆は帝国ホテルのラウンジにて。

 

 

ダンナは私がぼっち旅の時にいただいた超特大プリンのセット@1,600円
私はケーキ5種盛り合わせセット@2,300円
どちらも1日20食限定です。
盛り合わせも大満足の美味しさだったけど、プリンの満足度は更に上をいくものでありました。
苦みの強いカラメルとプリンの相性が素晴らしいったらない。


なんて言っておりますが、

実は私、テント生活2日目あたりから異様にカラダが臭くなりまして、

自分で臭いんだから、近くにいる人はもっと臭いと思われ(汗)
この時の隣のテーブルの方、スタッフの方々、今さらですが申し訳なかったです。

こんなに自分が臭いって感じたのは真夏の妊娠中以来のこと。
普通の汗と、あわや滑落かという冷や汗がブレンドされ、
えも言われぬ匂いになったんでしょうか(汗)

そして、辛抱堪らず、沢渡大橋駐車場に着いてから、近くの「梓湖畔の湯」という
温泉に駆け込み、すっきりサッパリさせてもらったという。

私には5日間かけての縦走とか絶対無理ですわ。

 

 

最後、臭い話しになっちゃいましたが、

初めての北アルプス登頂は、楽しさも嬉しさも今までで最大のもの。
そして、それと同時に味わった恐怖も最大。

登山は死と隣り合わせの危険なスポーツであることを本気で思い知らされました。

こうして帰って来れたから、それも言えることで、

これからは、ちゃんと元気な身体で帰ってくることを目標に
ひとつひとつじっくり登っていこうと思います。

 

山オバサン頑張りますっ

 


 

 

 

 

 

 


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