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***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

日帰りミステリツアー

2010-06-13 23:06:00 | 美味しい話とか旅の話とか


吉井さんが爆睡していた本日、
私は友人達と日帰りバスツアーへ行ってまいりました。

その名も『サクランボ狩りミステリーツアー』
目的はサクランボ狩りだから行き先はミステリーでOK。

チラシには6つのヒント↓が書いてありました。

【1】2種類以上のサクランボ狩り食べ放題30分
【2】平安時代建立の寺でスイレンを観賞
【3】○○百景2位の渓谷を散策
【4】「花の寺」といわれる寺でアジサイを観賞
【5】○○○工場の見学と試飲
【6】1万坪の大庭園!ラベンダーなど季節の花も

調べればすぐ分かっちゃう(笑)



バスは新宿を8:00出発、、
の予定が時間になっても来ないお客さんがいて、15分遅れで出発。

お客さんは、大半が60歳台のおばさんグループと夫婦連れというカンジ。
私ら、若者の部類です(笑)

途中SAでのトイレ休憩は、添乗員さんが何度も「くれぐれも時間厳守で」
と言ってるのに、10分も遅れるおばさんグループ有り。

で、「遅れちゃってごめんなさい」と恐縮しながらバスに乗り込むかと思いきや、
頭を下げるでも、恐縮するでもなく、
「全く、トイレがあんなに並ぶなんて信じられないわ~」「ホントよね~~」と
ブーブー言いながら席に着くのみ。

あなたたちの頭の方が信じられないわ



気を取り直して、



最初に訪れたのは、山梨県都留市の桂林寺。
これが【2】の“平安時代建立の寺でスイレンを観賞”ですね。

 
本堂の裏にある池の睡蓮はちょうど見頃。
規模は小さいながら、静かなお寺の池の佇まいはとても素敵でした。


ひっそりと楽しめたら、もっと素敵だけど(笑)
まぁ、それは団体旅行ですから無理というもので、、

でも、おばさん達、
「これだったら神代植物園の方がずっと凄いわよ」なんてデカイ声で言わんでいいから



桂林寺からバスで1時間半ほど走り、昇仙峡に到着。
お土産屋さんの二階で昼食です。



ほうとう鍋定食。
格安ツアー(6,980円)で、これだったら全然OKでしょ。


仙娥滝。ここが【3】“平成百景2位の渓谷を散策”ですね。
去年の秋に来たばかりだけど、滝はやっぱ緑が美しいこの季節がいいですわ。
マイナスイオンたっぷり~~。


食後の自由時間内ではこの覚円峰が見上げられるあたりまで行くのがやっと。
もうちょっとここで風景を楽しみたかったです。



お次は何故かキムチ工場へ。山梨で何故にキムチ?(笑)
お店の方はチャッチャと製造過程を説明し、お土産コーナーへお客さんを誘導。

お店が旅行会社にバックして、それで格安ツアーが成り立つんでしょうけどね(汗)



そして、次は【5】の“ワイン工場の見学と試飲”
ここもさっきのキムチ工場と同様にチャッチャと説明して、メインのお土産コーナーへ(笑)


試飲コーナーではグレープジュース一杯とワインをひとくち。
もっとちゃんとした売り方をしましょうよ、というのが感想でありました。
辛口ですんません。


で、いよいよ【1】の“2種類以上のサクランボ狩り食べ放題30分”
お目当ての地に到着です。

ところが添乗員さんの説明する集合時間までは25分しかないんですわ。

えええ???

バスを降りて農園まで歩いて、説明を受けて、、
そしたら実質15分くらいしかないじゃん。

30分食べ放題って書いてあるのにーーーーー
メインイベントなのにーーーーー


みんな駆け足でハウスに入り込み、説明も聞かずサクランボ狩り開始(笑)


私も写真を撮りつつ、パクッ。プッ。パクッ。プッ(←種を飛ばす音)
それはもう、早食い競争のよう(笑)
種類は佐藤錦と高砂の2種類。当然、佐藤錦が食べたかったけど、
私と友人達はずっと酸味の強い高砂ばっかパクッ。プッ。

だって、佐藤錦の実はまだ樹の上の方だけが赤くて、
それを採れる脚立はおじさんやおばさんが陣取っちゃってて、
人が下で待ってようが並んでようが知ったこっちゃ無い状態だったんですもん。
こういう時って、人間性が露わになるわ~(笑)

でも、私にも意地があるので(食い意地ともいう)集合時間間際に
空いた脚立に登り佐藤錦をゲット。


友人と分け合って美味しくいただきましたわよ(涙)

※サクランボは軸まで採らず、実だけ採るようにした方がいいそうです。
 軸まで採ると次の芽まで取ってしまうことがあるから、とのこと。





次は、塩山の放光寺。
ここが【4】の“「花の寺」といわれる寺でアジサイを観賞”ですが、
残念ながらアジサイは二分咲き程度。





でも、手入れの行き届いたお庭はそれだけで見る価値がありました。

元暦元年(1184年)創立のこのお寺、このツアーで一番面白かったかもです。
こちらで200円(安っw)のオプションに参加。お坊さんがお寺の説明をしてくださり、
お茶とお菓子が戴けます。
拝観させてもらった宝物殿の愛染明王坐像や豊かな色彩が残る毘沙門天像、
とっても見応えがありました。

で、いい気分で座敷に座り、お茶の横に置かれた菓子を見て
「お茶菓子は落雁ね」などと話しておりましたら

前に座っていたおばさんが、鼻で笑いながら言ったんですわ。

「ふっ。落雁だなんて。こういう場所では干菓子って言うものよ。
落雁なんて言い方、大衆菓子じゃあるまいし」

「はぁ???」

周りの人も???

「おっしゃる意味が分かりませんけど」って言いたかったけど
場の雰囲気が悪くなりそうだから止めときましたわ。
っていうか、このオババ(おばさんからオババに格下げ)のせいで既に雰囲気ぶち壊しよ。

気分悪いわ~って、バスに戻ったら

友人が小さい声で「○ちゃん、仇は打ったから

「へ?」

「あのオババがさ『ここのアヤメは云々かんぬん』って話してたから、
『ふっ。あれはアヤメじゃなくて花菖蒲って言うんですよ』って言ってやったのよ~~」

友よ、ありがと~ 溜飲下がりまくりよ~(笑)





で、最後はハーブ庭園。これが【6】の“1万坪の大庭園!ラベンダーなど季節の花も”ね。

こちらはぶっちゃけ、ショップのための庭園という感じでしょうか。

案内係のお兄さんとショップのお姉さんの、
「これ、特別に安くしちゃいますよ。ケース買いなら送料も無料にしましょう」
「ええ、それは困りますよ~」
「大丈夫、僕が責任持つから」
「もう、知りませんよ~」ってな、シナリオ通りと思われるやりとり(笑)

でも、ブルーベリージュースを買っちゃう私(爆)



これが、今日のお土産。

「お土産は旅行会社の思う壺、絶対何にも買わないんだから」って
行く前は意気込むんだけど、ついついね~(笑)




てなカンジに、

なんだかんだ言いつつ、盛りだくさんの日帰りツアーを楽しんだのでありました