Addicted To Who Or What?

引っ越しました~
by lotusruby

[ソウル①] 映画 『カン・チョルジュン: 公共の敵1-1』 舞台挨拶付き鑑賞

2008-06-23 21:57:20 | J.J.Y. Filmography


19 日に公開された 『カン・チョルジュン: 公共の敵1-1』 の初週末の興行は、4 日間で動員 130 万人を超え、なかなか良い出足のようです。全国の公開スクリーン数 760 ヶ所で、大量にスクリーン数を抑えることができたことが成功の要因だとか

そんな、『カン・チョルジュン』 をソウルで見てきました。シネコン系は、どこの劇場も、韓国映画は『カン・チョルジュン』、その他は海外映画というラインナップが中心で、私が泊まったホテル近くの映画館では、夜の回は空いているだろうと思って行ったら、とんでもなく、満席でした。

そして、幸運にも舞台挨拶も 2 回観ることができました
江東署強力班チームからは、ソル・ギョング、カン・シニル、キム・ジョンハク(CGVヨンサンの時)。
ナップンノムチームからは、チョン・ジェヨン、キム・ナムギル(イ・ハン)、ヨン・ジェウク。
カン・ウソク監督は来ておられませんでした。ちょっとどんな監督さんか見てみたいと思っていたのですが・・・

舞台挨拶の模様は、コチラ   FlipClip [6/25(水) 23:59 に下げます]
6 月 21 日(土) @タンソンサ

*画質はあまりよくありません。カン・シニルに移るところで、メモリ切れ 

[2008/06/28] 動画下げてしまったので、一部キャプってみました。

    

チョン・ジェヨンはすでに「漂流」モードに突入しているようで、昨年 10 月にウットリ見とれたほどスッキリイケメン風なお姿の時より、ほっぺたが丸~くなっていました(笑)。ちょっとカワイイって感じでしたが・・・

生のソル様、初めてでしたが、いやいや、さすが大スター、カッチョよかったです。
ソル様とジェヨンが対照的で笑いました。実際はとてもスマートな感じなのに、映画の中でメタボ腹をさすっていたソル様と、なぜか実際ではスーツ姿がぎこちないのに、映画の中では頬もスッキリ、スーツ立ち姿が決まっていて何ともいえずカッチョいいチョン・ジェヨン。この 2 人を生で同時に見ることができるなんてシアワセ~


キム・ナムギルはイ・ハンから名前を変えたそうですが(本名に戻した)、『モダンボーイ』 にも出演しているそうで、活躍中の若手俳優ですね。7 月には来日するようですが・・・。映画の中では小さな役と言っていましたが、小さな役どころか、かなり見所がありました。カン・シニルは元気そうでしたが、やっぱり以前より顔色がすぐれないような気がして心配

さて、作品はというと、あちらのレビューでは、90 年代風の時代遅れだとか、公共の敵のコメディ化に対する酷評がある一方、ソル・ギョングとチョン・ジェヨンの好演についての好評が入り混じっているようですが、私の最初の印象は、コミカルな部分と公共の敵という命題のシリアスな部分のバランス具合がとても高度 (ある意味、絶妙) という感じがしました

タイトルも 『公共の敵』 ではなくて 『カン・チョルジュン』 にしてスピンオフ的にしたところも、見終わるとなるほどね~と思ったのですが、公共の敵も笑いをとっていたけれど、圧倒的に可笑しかったのはカン・チョルジュンのキャラなので、この作品はあくまでも 『カン・チョルジュン』 であって、『公共の敵 3』 でなくて正解なのだと思いました。

ストーリーは、刑事モノですから、お決まり通りですが、細かいところで言葉がわからなくてもかなり笑えます・・・というより、面白さがキッチリ伝わってくるので笑えると言った方がいいでしょうか。脚本がチャン・ジン監督なのですから当たり前ですが、あちこちチャン・ジンっぽいところでニンマリ  できます。

ジェヨンについては、ツッコミどころ満載でネタバレするとこれからご覧になる方が面白くなくなってしまうので控えますが、なにしろ、「회장님 (会長様)」 ですから。この先、ジェヨンの会長役が見られるかどうか。チョン・ジェヨン vs ムン・ソングン の場面もお気に入り。そして 「理想の伴侶役」 も見せてくれるので、個人的には大爆笑でした。

この作品、全体的にアップのショットを多用していて、人を描くことに重きを置いているように思えました。でも、アップのショットが多いのに、あざとさの見える人がひとりもいないことに、ちょっと感動すら覚えました。主演 2 人はもちろん、カン・シニル、ユ・ヘジン、イ・ムンシクと楽しい演技派アジョシたちも、若手たちも。「演技の上手い人しか使わない」 と自信を持っておっしゃる監督のこだわりですかね~。

さて、日本で公開される日は来るのでしょうかねぇ~