「この人の造るワインを飲んで欲しくてお店をやってます」と、オイラが公言している
フランス/ロワールの造り手、アレクサンドル・バンのワインが3種類届きました。
今回のラベルは「A」ではなく「B」です。
2016年のロワール地方は日照不足や遅霜、雹などの天候不良で葡萄の収穫量が激減
アレクサンドル・バンの畑も例外ではなく収量がほぼゼロだったので、
他の地域のビオディナミ農法の生産者から葡萄を買って醸造しました。いわゆるネゴスです。
3種類のワインですが、NO7、NO21、NO68と数字のキュヴェ名になっていますが、
この数字はフランスの各県に振り分けられた行政区画を示す数字で、郵便番号や車のナンバープレートにも使われています。
NO7はブルゴーニュのサヴィニレボーヌ辺り、NO21はアルディッシュ、NO68はアルザスのコルマール周辺と、
葡萄の出地がすぐわかるキュヴェ名でフランス人っぽい小粋なネーミングです。
自身の畑で収穫した葡萄で造るワインと、ネゴスで造ったワインのキュヴェ名とラベルを完全に変えるあたり
アレクサンドル・バンのプライドと誠実さを見せられた気がします。\(^o^)/
ワインの仕上がりですが、「ネゴスでも、赤でも、やっぱりアレクサンドル・バンは凄かった!」です _(_^_)_。
*アレクサンドル・バン、ネゴス 各6990-
・ NO7 ガメイ/赤
・ NO21 ピノノワール/赤
・ NO68 買い葡萄の ピノグリ+ピノブラン+シルヴァネールに2015年醸造の自身のソーヴィニョン・ブランをブレンド/白