島木赤彦のお孫さんである久保田伸三氏による
「季節とは別に」選んで頂いた短歌１首
田を作り蚕を飼いて老いにけり
尊くもあるかその老人（おいびと）は
大正１４年「柿蔭集」島木赤彦
「季節とは別に」選んで頂いた短歌１首
田を作り蚕を飼いて老いにけり
尊くもあるかその老人（おいびと）は
大正１４年「柿蔭集」島木赤彦
島木赤彦のお孫さんである久保田伸三氏に選んで頂いた冬の短歌１首
凍りたる湖（うみ）の向こうの森にして
入相（いりあい）の鐘をつく音聞ゆ
大正１４年「柿陰集」島木赤彦
凍りたる湖（うみ）の向こうの森にして
入相（いりあい）の鐘をつく音聞ゆ
大正１４年「柿陰集」島木赤彦
島木赤彦のお孫さんである久保田伸三氏に選んで頂いた秋の短歌１首
戸を閉（さ）さで灯影のとどく草むらに
蟋蟀（こほろぎ）鳴けりこの二夜三夜
大正１４年「柿蔭集」
戸を閉（さ）さで灯影のとどく草むらに
蟋蟀（こほろぎ）鳴けりこの二夜三夜
大正１４年「柿蔭集」
島木赤彦のお孫さんである久保田伸三氏に選んで頂いた春の短歌１首
桑原の色いちじるくなりにけり
この降る雨に芽ぶかんとして
大正１２年 「太虚集」 島木赤彦
桑原の色いちじるくなりにけり
この降る雨に芽ぶかんとして
大正１２年 「太虚集」 島木赤彦