報道写真家から

我々が信じてきた世界の姿は、本当の世界の実像なのか

テント生活

2006年02月20日 19時31分59秒 | ●パキスタン地震

狭く不便なテントだが、中は何とか居住性を良くしようとそれぞれ工夫している。







防水シートの上に布団をひき、荷物や毛布が背もたれになる。居心地はかなりよい。








しかし、3m四方ほどの三角テントの中は狭い。中央部しか立てない。









ジッパーはないので気密性はない。外気も砂埃も舞い込んでくる。だいたい布団の上は常にざらざらである。






















どこも大家族なので、全員がテントに入るとかなり狭い。










日が落ちると急速に気温が下がる。機密性のないテント内は外気と同じ気温になる。






































徐々に電線を張る工事はなされているが、電気のないテントは多い。
























電気が来て、いくら居住性をよくしても、所詮は三角テントである。
いつまでも住みたいと思う人はいない。
ましてや、防水加工もほどこされていない隙間だらけのテントである。
誰もが雨が降ることを恐れている。


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4 コメント

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「今」が伝わってきますね。 (takeyan)
2006-02-21 01:25:01
お気をつけてしっかりと伝え続けてくださいね。

これ、タダで見ていいんでしょうか。
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Unknown ()
2006-02-21 22:43:35
日本は物質的に恵まれすぎてますね。この先どうなるかはちょっと分からないですけど。
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takeyanさんへ (中司)
2006-02-22 16:14:24
帰国が少し遅れそうなので、帰国まで待っていられません。

どんどん公開したいと思います。

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Bさんへ (中司)
2006-02-22 16:20:36
いまのところ日本の環境はめぐまれていますが、先行きはたいへん不透明です。

ほんの近い将来、日本の財政がクラッシュすると予測している専門家は何人もおられます。

その内容はたいへん具体的で説得力があります。

帰国しましたら、そうしたことにも言及していきたいと思っております。

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