ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

映画「レオニー」

2010年11月23日 | おでかけ日記
「レオニー」という映画を見てきました。
世界的なアーティストであるイサム・ノグチ(1904-1988)の
お母さん、レオニー・ギルモア(1864-1933)の波乱万丈の物語です。

一人の女性が自分の人生を
日本という異国の地で
勇気を持って、たくましく歩んでいく姿が
感動的で・・・そして素晴らしく・・・
見終わった後、勇気をもらった気がします。

イサム・ノグチのお父さんである
野口米次郎は明治初期にアメリカへ渡り
詩人・作家として活躍していました。
(↑これってかなりすごい!!!)

自分の作品の編集者として手伝ってもらっていたのが
レオニー・ギルモアというアメリカ人女性

やがて二人は恋に落ち
レオニーが妊娠していることが分かると
米次郎さんは逃げるように日本へ帰り・・・
(↑ なんてこった!!!
      中村獅童がはまり役だわ)

一人で子どもを産んだレオニーは
その後米次郎の後を追って
子どもである、イサムとともに
当時まだまったく未知であった日本へやってきます。

それから・・・レオニーの日本での苦難がはじまりますが・・・

津田塾の創始者の津田梅子や
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の奥さんのセツさんと
レオニーの交流なども描かれ
文明開化したばかりの日本で
異国から来たレオニーが子どもを抱えて
果敢に生きていく姿は本当に感動的。

そして・・・この映画は
普通の映画とは全く違うルートで作られているとかで。
11億円という資金集めからすべて何から何まで
監督である松井久子さんが中心となって
動いて行ったそうです。

そして、松井久子さんはなんと!
50歳から映画監督になり、この「レオニー」は3作目。

レオニー・ギルモアさんとそして、松井久子監督という
二人の勇気ある女性の生き方に触れることができて
本当にことばにできないくらいの感動をもらいました。

一人でも多くの女性に見てもらいたい映画です。

「レオニー」公式サイトはこちらです♪
http://www.leoniethemovie.com/
コメント (2)
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