Xmas…
そんな感じすらしない今日この頃。
今日は給料日で、ちょっぴり懐が温かく感じたくらいです。
仕事中での会話にて、看護助手さんが私に、こんな話をしてきた。
『○○さんは、結婚する気はないの? 独り身は淋しいから婚活、しなさいよ…』
その度に私は答える。
『今は、そんな気分じゃないので…。独りが楽なんですよ』
事実、淋しいときはあるけど、独り身は気が楽だ。
本当の本当に、今は何もいらない。
大好きな鑑賞魚飼育に没頭出来て、その反面、神経キリキリさせながら、仕事する。
今日も腹立つような出来事があったけど、腹のなかでグッと堪えてた。
話は逸れたけど…
32歳になって、恋愛より魚に夢中だなんて可笑しな話だろうか?
遡ること、先週末に参加した忘年会でのこと。
嫌々参加した忘年会だけに、端っこで酒も飲まず烏龍茶を飲んでいた私に、
『○○さん、挨拶でも何でも良いからみんなの前で出し物を宜しくね』とな。
『出し物?そんなの考えているわけないじゃん…?』内心思いながら、
適当にスタッフの前で、改めて自己紹介がてらに挨拶をした。
するとスタッフから、こんな質問が。
『〇〇さんは何やら変わった趣味をお持ちだと聞いたのですが??』
変わった趣味ー?
一瞬、脳裏を横切ったけど、すぐにそれが金魚のことを指しているのだとわかった。
『あっ・・・、私は金魚が好きで金魚を飼育しております』
戸惑いながら答えてみる私。
どうせ興味本位で聞いているだけだし、
話した事で分かり合えるとは思っていなかったから、真面目に答える気もなく‐
周りの反応も、冷ややか。
まぁ、そんなもんだと最初っから思っていたから、予想通りの展開だったけど。
『金魚って、すぐ死んじゃうものなんじゃないの?』
看護助手さんは、笑いながら時々話しかけてくる。
『まぁ、弱いイメージがありますけどね…』適当に返事する。適当に…。
“金魚は、すぐ死んじゃうもの・・・”だと思われたり言われるからこそ、
私はそうじゃないと否定出来るような飼い方を目指し続けてきた。
愛情持って丁寧に飼えば、魚だって、犬や猫に負けないくらい、
飼い主の気持ちに応えてくれる生き物だと…
そう思って魚に接しているだけに、犬や猫が亡くなれば悲しくて泣くように、
私は金魚が亡くなると悲しくて泣いている。
“金魚が亡くなると悲しくて泣くくらい好きですから・・・”
理解が得れない者が集う忘年会でそれを言ったら、笑われてしまったけど。。。
しつこいようだけど、今日はクリスマスイブ。
“今日は何の日だと思う?”痴呆症の患者さんに問いかける医療スタッフ。
“ぁ…?、わからない?”答える患者さんに医療スタッフは、
“今日はクリスマスイブなんだよ”と教える。
揚げ足を取るようだけど、クリスマスというのは、キリストの生誕日。
そして、忘れもしないクリスマスは私が秘かに好きだった、飯島愛ちゃんが、
亡くなった日。
そんな日に、私は“This is it”に見入っていた。
決してMJのファンじゃないけれど、この作品は前々から興味があった。
そして実際、テレビでみて…
彼のダンスと歌声の虜になっていく私がいる。
やっぱり、MJは凄い。偉大なる人物だったんだな…。
そんな偉大な人が亡くなるのは本当に淋しいものだ。
私が独り身でいることよりも淋しいことである。
フッと沸き上がるこの淋しさが抑えきれなくなると私はいつも、
淋しさを愛情というものに形を変えて、魚にタップリ注ぐ。
自分の想いを魚に託して飼育する‐。1匹1匹の存在を尊重しながら、
手間暇をかけて育てていく。上手く説明出来ないけど、こうすることで…
自分の精神が保たれているような気がするのだ。
金魚は私に降り注ぐ無数の淋しさを消し去ってくれる存在。
昨晩、小さな男の子が夢に出てきた。クリスマス前に見た夢の出来事。
目が覚めて、その子が空に還ったあの子のような気がしてならなかった今日…
仕事帰り、バスのなかでふと頑張り続ける自分が、虚しくなってしまった。
けど…
その虚しさも、金魚という存在が側に居続ける限り、乗り越えられそうな気もする。
今日はクリスマスイヴ。
キリストが生まれたこの日。世界のどこかで…
それぞれのクリスマスを祝っていることでしょう♪
そして、私も空に居るあのコと金魚を愛しく想いながら…
32年目のクリスマスイヴを過ごしたいと思います…(^^*)♪
Thank you very much for accessing.