☆ alahas ☆

金魚とメダカ、オカメインコと暮らすまめ家の日々。

【 ハナちゃん、またね 】

2014-09-22 18:50:43 | 


その連絡は、
先週の17日の夜に、父から来た電話だった。

“ハナちゃん、立てなくなっちゃったよ”

人間の歳で言えば80歳はなるであろうハナちゃん。
気管支が悪くて、何度も発作はあったけれど、それでも何とかここまで過ごしてきた。

父から連絡あったその晩、どうしようか考えた末・・
翌日、ハナちゃんの様子を見に実家へ帰った。

金曜日は仕事だったので、その日の夕方には帰らなくてはならなかったけれど、
頭をなでながらハナちゃんの名前を呼んでいたら気持ちよさそうに寝ていた。

私から次女のお姉ちゃんに、
ハナちゃんの旨を伝えたのは、翌日の金曜日だった。

それを聞いたお姉ちゃんが急遽、
日曜日に実家に帰ってきた。

ハナちゃんの様子が心配で、土曜日電話したら
症状は変わらないけれど、病院に行って点滴してきたよ。とのこと。

そして、
日曜日の午前中も、父は家の前の病院に連れて行った。


心臓がもう弱っていて、全身に黄疸が出ている。
あと2~3日かもしれない。

姉のメールをみて・・
お別れが近い事を知った私。

日曜日は実家に帰る予定ではなかったのだけれど、
“鳥のことは心配しなくてもいいから、実家に行ってきなよ・・”

メールが来たその夕方、
N君と一緒にハナちゃんのもとへ行った。


余談だけど、
ハナちゃんはN君が好きだった。

私の知る限り、
ハナちゃんは決して男性の人には心を開くことはなかった。

そんなハナちゃんが、
N君にはとっても懐いて、それには私もびっくりした。

“ハナちゃん・・、大丈夫かい?”
N君が話しかけると、耳を傾けていたっけ。

N君は私用のため、夜までいられなかったけれど、
私はN君の勧めもあって、その夜は実家に泊まることにした。

高熱で呼吸が荒かったハナちゃんのお腹に、
少しでも楽にしてあげようとジェルマットを敷いてあげてた。


ハナちゃんが誰よりも好きだった母は、
朝から寝込んでいたらしく、それを知ったのは私が実家に行ったときだった。

一過性の高血圧になってしまい、
床から起きることすら出来ずにいた母。

歩いて数歩のところにハナちゃんがいるのに、
起きて側にいってあげれない母のためにテレビ電話でハナちゃんのお顔をみせてあげた。

それから数時間後、血圧がちょっと落ち着いた母は、しばらくハナちゃんの側で、
一緒に横になって過ごしていた。

ハナちゃんは、
母の実家から、母が気に入って連れてきた犬。

だけに、
その想いは私やお姉ちゃん、N君とはまた違う想いがある。



最後に居間を離れたのは私だった。

呼吸が少し落ち着いたようにも思え、
“ハナちゃん、おやすみね・・”そういって2階にいった。

姉が・・階段を上がってくる音で目が覚めた。

“ハナちゃんが・・”

駆け降りると、
そこにはまだ、微かに温もりが残るハナちゃんの姿が。

夜が明けて、まもない時間のことだった。
汚れた顔をタオルで拭いてあげて、昼過ぎ・・
父と姉と私で、火葬場に行った。

立ち上がる煙を私とお姉ちゃんとで眺めて、
ハナちゃんの思い出話をした。

先代犬のテツは18年生きた。
2代目のナナは持病を患いながらも15年生きた。

ハナちゃんは、
ナナが亡くなったその年に来た犬で・・

15年、
私たちにたくさんの思い出を残してくれた。

空に消える煙を見ながら、
“ハナちゃん、死んじゃったんだね‥”

姉と私で、
ずっと空を眺めていた。


小さな缶に、
ハナちゃんの骨をいれてもらって帰ってきた。

血圧は少し落ち着いたものの、
まだ頭が重いと言った母は家で留守番をしていた。

“本当はお別れがつらくて、お母さんは行けなかったんだよ”

お姉ちゃんの言葉に父も頷いていた。






ハナちゃんが立てなくなった翌日の木曜日に、撮った写真。



もう、この時は高熱が出ていて・・
辛かったんだと思う。




そして、亡くなる前の日曜日に撮った写真。






私と、ハナちゃんの様子をN君が撮ってくれた。







自分でいうのもなんだけど、ハナちゃんは可愛い顔していた。
うちの犬だから・・とかじゃなくて、私の好きな犬の顔をしてた。

先代の犬が亡くなったとき、ペットロスになっただけに今回も大号泣するかと思ったが、
まだ実感がわかなくて・・、涙浮かべる程度な私。

ぽっかり穴が開いたまま・・
“歳が歳だし、仕方ない”と言い聞かせている自分がいた。

小さな缶に入ったハナちゃんの遺骨に、“また来るね”と言葉を残し、
マンションに戻ってくれば、鳴いて待っている鳥たちがそこにいる。

何も知らない鳥たちは、
私の手や肩、膝のうえで、嬉しそうに寛いでいた。

だけに、
クヨクヨしても居られない。。




ハナちゃん・・
とっても辛くて、淋しいけれど、また会えるまでの間の・・お別れだね。

まだ、実感なくて・・
あっという間の一晩だったけれど、苦しまずに逝けて良かった。

ハナちゃんのお顔みて・・
みんなでそう思ったよ。

ハナちゃんの・・
モフモフの毛がとっても大好きだったよ。

またいつか会える日まで、
そこで待っていてね。

ハナちゃん、
たくさんの思い出と15年という時間(とき)をありがとう。








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【 金魚たち 】

2014-09-11 18:44:50 | 金魚飼育日記(新居編)




4月の金魚イベントで落札した琉金さん。



顎のあたりが白いから、N君は“あごしろちゃん”と呼んでいます♪




落とさないよう、
ゆとりを持たせるために、水槽での単独飼い。







人馴れしていないのが難点だけど、
ここまでなんとか病気もせず順調にきてます~(^^;)







こちらは屋外組。



飯田産の琉金(白勝ち個体)ともみじ琉金?の2匹。
このケースには、あと2匹琉金さんがいますが、すぐに青水になっちゃいますね。
病気になってからでは困るので、本日換水しましたよ♪





水泡眼と江戸錦。



当初3匹いた水泡眼は、1匹だけになっちゃいました・・(^^;)
このまま数を減らすことなく、冬を迎えられればいいのですが‥。





そして、おチビな金魚たち。



大きくさせようと餌は与えているのですが、
私の器量では他の愛好家さんのようにはいかないですね。

ハネっこもいますが、
このなかには将来が楽しみな個体も若干いるので、頑張って育てたいデス‥(笑)





もう1枚。



更紗模様の、飛びぬけたコはもしかしたら・・水泡眼かも?(笑)






久々にスナック菓子“おっとっと”を食べた。たまにはいいかも・・(^▽^;)

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