高木東六さん死去
25日、作曲家の高木東六さんがお亡くなりになりました。102歳でした。
正直に申し上げれば、まだ生きていらしたのですね(失礼!)。
高木さんの記憶と言えば、やはりテレビ番組「家族そろって歌合戦」の審査員。この番組はNHK「のど自慢」のように、毎週、全国各地の会場を回って放送されていたのですが、高木さんが「ご当地」を俳句に詠み込み紹介するのが常でした。しかし、俳句というものは、どうしてもひねり出せないときがあるもの。そんなときでも高木さんは慌てず騒がず、「松島や、ああ松島や松島や」の伝により、「高崎や、ああ高崎や高崎や」とやるのです。「そんなの誰でも詠めるじゃん!」と、カラーになったばかりのテレビの前で、サダヒロ少年はすかさずツッコミをかましてました。
この「家族そろって歌合戦」当時でも、「おジィさん」という印象が強かったものですから(またまた失礼!)、ご存命であったとは知りませんでした。
高木さんの作品で印象深いのは、空の神兵。実は軍歌なのですが、軍歌らしからぬ優雅で上品なメロディーが、空にひろがる幾千もの落下傘のイメージと調和した美しい曲です。その時代背景や、軍歌という音楽の持つ役割に対する評価は別問題ですが。
25日、作曲家の高木東六さんがお亡くなりになりました。102歳でした。
正直に申し上げれば、まだ生きていらしたのですね(失礼!)。
高木さんの記憶と言えば、やはりテレビ番組「家族そろって歌合戦」の審査員。この番組はNHK「のど自慢」のように、毎週、全国各地の会場を回って放送されていたのですが、高木さんが「ご当地」を俳句に詠み込み紹介するのが常でした。しかし、俳句というものは、どうしてもひねり出せないときがあるもの。そんなときでも高木さんは慌てず騒がず、「松島や、ああ松島や松島や」の伝により、「高崎や、ああ高崎や高崎や」とやるのです。「そんなの誰でも詠めるじゃん!」と、カラーになったばかりのテレビの前で、サダヒロ少年はすかさずツッコミをかましてました。
この「家族そろって歌合戦」当時でも、「おジィさん」という印象が強かったものですから(またまた失礼!)、ご存命であったとは知りませんでした。
高木さんの作品で印象深いのは、空の神兵。実は軍歌なのですが、軍歌らしからぬ優雅で上品なメロディーが、空にひろがる幾千もの落下傘のイメージと調和した美しい曲です。その時代背景や、軍歌という音楽の持つ役割に対する評価は別問題ですが。
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