物心ついてから、数えきれないほどの回数お世話になってきたお箸。
そのお箸を手に取る前、そして置いた後に言う言葉といえば、
「いただきます」 そして 「ごちそうさまでした」
親から教えられ、学校給食で同級生と声を揃えて唱えた、食前食後の挨拶。
でもこれって、日本独特の習慣だということをご存じでしょうか?
宗教的なお祈りは別として、諸外国では食事の前後に言葉を発することはあまりなく、
そのため英語圏では、「英訳しにくい日本語」 と言われているそうです。
“ Let's eat ”(さあ、食べよう) は、同席者への声掛けのようなものでしょうか。
でも、女性が食べ始めるのを待って
を取るなんて、さすがレディーファースト 
“ I'm full ”(おなかいっぱい) は、お料理の味や量に満足したこと、
“ That was delicious ”(おいしかった) は、作ってくれた人への感謝を表します。
韓国語を習っていたとき先生に尋ねたのですが、やはり日本のような習慣はないそうで、
強いて言うなら、「よく食べます」 「よく食べました」 「おいしいです」 となり、
こちらも作ってくれた人への心遣いが感じられる言葉です。
それでは、日本語の 「いただきます」 と 「ごちそうさまでした」 を見てみましょう。
何を 「いただく」 のかというと、それは 「命」 です。
「命」 と聞けば、
など、お馴染みのメンバーが思い浮かびますが、
も
も、田んぼや畑で生まれ育った、命あるものなのです 
や
などの自然の恵み、丹精こめて
を育ててくれた人、
に出て
を獲ってくれた人、
器を作ってくれた人、調理してくれた人、テーブルまで運んでくれた人に感謝して頂きます。
そして 「ごちそうさま」 は、漢字で書くと 「御馳走様」
「馳走」 とは、その昔、客の食事を用意するために
を走らせて材料を集めたのに由来し、
感謝の意を込めて 「御」 と 「様」 が付き食後の挨拶となったのは、江戸時代の後半。
今はスーパーに行けば何でも揃う時代ですが、それは届けてくれる人のおかげですよね
本当に多くの人々のおかげで、私たちは日々の食事が頂けるのだと実感します。
だからでしょうか・・・自分ひとりで食べるときにも言いませんか?
「いただきます」 そして 「ごちそうさまでした」
お読みくださいまして、ありがとうございます。
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そのお箸を手に取る前、そして置いた後に言う言葉といえば、
「いただきます」 そして 「ごちそうさまでした」
親から教えられ、学校給食で同級生と声を揃えて唱えた、食前食後の挨拶。
でもこれって、日本独特の習慣だということをご存じでしょうか?
宗教的なお祈りは別として、諸外国では食事の前後に言葉を発することはあまりなく、
そのため英語圏では、「英訳しにくい日本語」 と言われているそうです。
“ Let's eat ”(さあ、食べよう) は、同席者への声掛けのようなものでしょうか。
でも、女性が食べ始めるのを待って


“ I'm full ”(おなかいっぱい) は、お料理の味や量に満足したこと、
“ That was delicious ”(おいしかった) は、作ってくれた人への感謝を表します。
韓国語を習っていたとき先生に尋ねたのですが、やはり日本のような習慣はないそうで、
強いて言うなら、「よく食べます」 「よく食べました」 「おいしいです」 となり、
こちらも作ってくれた人への心遣いが感じられる言葉です。
それでは、日本語の 「いただきます」 と 「ごちそうさまでした」 を見てみましょう。
何を 「いただく」 のかというと、それは 「命」 です。
「命」 と聞けば、












器を作ってくれた人、調理してくれた人、テーブルまで運んでくれた人に感謝して頂きます。
そして 「ごちそうさま」 は、漢字で書くと 「御馳走様」
「馳走」 とは、その昔、客の食事を用意するために

感謝の意を込めて 「御」 と 「様」 が付き食後の挨拶となったのは、江戸時代の後半。
今はスーパーに行けば何でも揃う時代ですが、それは届けてくれる人のおかげですよね

本当に多くの人々のおかげで、私たちは日々の食事が頂けるのだと実感します。
だからでしょうか・・・自分ひとりで食べるときにも言いませんか?
「いただきます」 そして 「ごちそうさまでした」
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