☆老犬・ティー

22 Thu 12

今日は、ティー君の運動場出勤日である。

14歳になったティーは人間同様早起きである、リビングやキッチンにほかほかマットを敷いておくがこの様におとなしく伏せている事は稀で、お腹がすくとワンと啼いて給餌を急がせる。

ティーの一日の給餌量はと言えば、
朝は、ドライフード（低カロリー用）2カップ（1カップは200cc）、「グルコサミン・コンドロイチン・MSM」等のサプリメントをティースプーン1杯加えたものに、
高ミネラル水を40度に温めたものを200cc加えてヒタヒタにしたものをゆっくり食べている。
夜も殆ど同じ内容のものに、馬肉のスープなどを加えて食べている。

運動場では、10時頃から90分、3時頃から40分程好きな様にウロウロと場内の監視兼若者の教育に当たっている。

流石に毎日では疲れてしまうので、週に2～3日ほどの出勤となる。

裏山にも慣れた足取りで掛けて行く。危なげ無く、急な坂を上ったり降りたりと平地以上に軽快に行動するのには感心してしまう。

目は老犬性白内障？で殆ど見えない筈なのに、好物のりんごやジャガイモなどはあっという間に見つけてガブリと歯型も付けずに運んでしまうのには恐れ入って、、、何も言えない。

今日も冷たい北西風の吹く中、元気にお勤めを果して来た。
こんなに元気なのは、煙草も吸わず、深酒もやらず、物事に拘らないせいなのか、、、、？

☆寒さ・ラブラドール達も寒さを感じます。

その一17 Sat 12

今年の夏は事の他「暑さ」を感じましたが、その反動なのか冬になってから朝晩の「寒さ」に身体を慣らすのが大変です。

ブリーダーの朝は、未だ暗い早朝4時から始まります。夏はまだしも冬の季節は大変です、北風など吹こうものなら「気合」を入れて事に当たらないと「寒さ」に負けてしまいます。

犬達の寝室（犬舎）は概ね8度から15度位に設定されていますが、外気の状態で変動が生じます。
室温が8度を下回り5度を切ると、犬達の安眠は阻害されるようです。中には軟便になるものもいます。
※アメリカの東部地区のブリーダーを冬の最中の2月に訪問した事がありますが、多くの犬舎は雪の中、犬達の寝床も雪の中にあると言う現実に吃驚したものです。そう言えば、犬達も飼育しているブリーダー達も熊の様に太っていました。

給餌を済ませ、排便にと作業は進みますが、犬達も寒さは苦手なのかさっさと用足しを済ませると犬舎に飛び込んで帰ります。
今の時期外気温はマイナス2度前後です。

☆冬の給餌は暖かな食事を与えます。
一頭一頭「個体の状態に見合ったドライフード」を食器に入れ、35度前後の「ぬるま湯」か「スープ」を200cc程加えて与えるのが私の遣り方です。
給餌と排便が済んだ犬達は、暖かな室温の個々のケージに入り9時頃まで睡眠をむさぼります。（早く済んだ奴の中には、ケージに入るとすぐにイビキをかき始めるものもいます、こんな所まで飼い主に似るのでしょうか？）