地球の危機!

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豚ンフルエンザ」

2010-12-19 19:07:13 | Weblog
「豚インフルエンザ」

白人世界では、負けたら、その人が弱虫なだけで、「アハハ」と笑われるだけなのだろうと思う。他の人にとってやりやすいように、などと考える事は、ムダ、否、してはいけないことなのでは、と思える。私が世の中を知らないだけなんだろうが、私は白人には謝らない!


2009年だったと思うけど、豚インフルエンザが大流行した。弱毒性だったから一息つく事が出来た。

米国はこのように対処したそうだ。人工呼吸器について。(『ウイルス戦争がやってきた!!』 浅井隆著、第二海援隊)

「人工呼吸器は1台数百万円と高価で、耐用年数は数年と短いため、大きな病院であっても、数台しかないケースが多いという。

驚くべき事に、ニューヨークでは毎年800台あまりの人工呼吸器の備蓄を進めているばかりか、足りなくなった場合は、ニューヨーク州知事が非常事態宣言を出し、助かる見込みの無い患者からは本人、家族の同意が無くても人工呼吸器をはずし、それを他の生存の見込みのある患者に回すというコンセンサスが得られているという。」
                             (引用終わり)

豚インフルエンザというのは、豚が発病したのだ。人がインフルエンザに罹っていたか、鳥がインフルエンザに罹っていたか、それとも、その両方かも分からないが、とにかく、豚が感染し、発病したのだ。

米国の畜産農場の現場は、このようであるという。(牛ですが)
(『農業と食料が分かる辞典』 藤岡幹恭・/小泉貞彦著、日本実業出版社)

(引用始め)
子牛は生まれて半年ぐらいは、牧場で母牛のそばを走り回り、草を食べる事もできるが、その後、肉牛は肥育場に運ばれて早く太るように穀物を食べさせられる。

トウモロコシばかりではコストが高いと、1997年8月まで、牛の75%が羊や牛、あるいは動物保護施設から買い取られた犬や猫の死骸まで飼料に混ぜられていた。

英国でBSE発生の原因らしいとされてから、羊、牛、犬、猫の死骸は食品医薬局によって禁止された。しかし、豚、馬、食鳥類の死骸は禁止されていない。

また、稲や麦わらの代わりに古新聞、オガクズ、鶏舎のゴミまでが飼料にされている。食品会社からの廃水、油脂類をエサに混ぜるのもめずらしくはない。

米農務省は、セメント粉末を混ぜると体重増が早まるという研究もしている。日本でも15年ほど前に、牛のエサに化成肥素(尿素)を混ぜていて、牛の胃に穴が開いたため問題になった事があるが、実際はもっと酷い。

本来、生態に合わない待遇をされているから病気は珍しくない。従って予めエサに混ぜて抗生物質が与えられる。抗生物質は飼料添加物として認められており、大量に使われていた。

欧州や日本などが騒いだため、今は少なくなったとはいえ、なお乳牛には使われている。廃乳牛の肉から検出されているのだ。

また、スポーツの世界で問題になる筋肉増強剤やホンモン剤は、肥育場のほとんど全ての牛に使われているという。

成分を徐々に放出するアナボリック、ステロイドのペレットが子牛の耳に埋められる。これは成長促進ホルモン剤だ。

500キロまで太ると、肉牛たちは、トレーラーに乗せられ、処理場に運ばれる。

ギュウギュウ詰めで押し合い、飛び跳ねて足を折り、腰を折って倒れる。いずれは殺されるからと、薬を与えて面倒を見る人間はいない。

元気な牛は1列に並ばされ、に入って行く。入るなり空気銃で…  崩れ落ちると、足のひずめにチェーンを掛けられ、逆さに吊るされて解体が始める。

本来は40年くらい生きるというのに、わずか4年ほどの命である。
                               (引用終わり)


豚インフルエンザを流行させまいとしたら、豚の免疫力が働くようにしてやらないといけないと思う。

採算は低くなるかもしれないが、米国人よ、他者を大事に扱え。でないと、米国人も大事に扱われないぞ!

狂牛病だって、人間に返ってきたじゃないか。  

それとも、意図的に動物をこのように扱っているわけ? なぜ? 何を考えているんですか?!