地球の危機!

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「ウイキリークスの創始者、アサンジ氏」

2010-12-10 18:25:26 | Weblog
「ウイキリークスの創始者、アサンジ氏」

〇アサンジ氏が告発サイト「ウイキリークス」を作った目的は、「公正な社会の実現」だそうだ。

2010年11月28日には、「米国の秘密外交公電25万点を入手したと発表。順次公開を開始」とある。

アメリカは非人道的な事もやっているから、それをバラしてやれ。そうすれば米国は非人道的な事をやらなくなり、公正な社会になるだろう、という事なのでしょうが、私は、ちょっと待って、と思いました。

実は私は、Aさんと(私の身内ですが)、ちょっと言い争いになりました。

発端は、おせんべいを2枚、食べる、食べない、という事だったのです。

Aさんが私に、「このおせんべい、食べて」と言いました。

私は、いつもAさんが「食べて」(食べろ)という事が嫌だったのです。私は「食べる、食べないは、自分で決める。食べる、食べない、の決定権は私にある。」と言いました。(食べる事を拒否しました)

Aさんは、「何でそんなに、難しく言うの? 何も言えなくなる」と言いました。



ひとしきり言い争って、…  最後に私は「もう絶交!」と言いそうになりました。…


家に帰って、冷静になれたら、何で、たかがおせんべい2枚の事で、あそこまで言い争わないといけなかったんだろうと、アホらしいというか、不思議な気持ちにさえなりました。そして(ものは言いようだ)としみじみ思ったのです。


そんなことがあったばかりなので、アサンジ氏(容疑者)の「やり方」も(ちょっと待って)と思いました。

米国は非人道的な事をしているから、それをしないでいてくれるように、バラしてでも、やりたい、その気持ちは同じなのです。


日本人ですが、後藤田正晴氏が、

「要求すべきものを日本政府は米国に要求していないのでは」と問われて、

「半保護国だよ。

それは、60年の間に慣らされてしまったんだ。僕に言わせたら、もう少し言うべき事は言わなければ。そうすればアメリカという国はね、分かるんですよ。アメリカ人と話して御覧なさい。向こうは主旨が分かったら、退くんですよ。日本側からきちんと談判しなきゃあ、だめなんだ。」

と言われています。(『後藤田正晴、日本への遺言』 (TBS『時事放談』編、毎日新聞社))

私は(なるほど)と思いました。

私は、アメリカに対して言うべき事を、もっと多くの人が言ったらどうかと思います。アサンジ氏一人にやらせないで、他にも多くの人が、米国に伝える事を試みたらどうだろう、と思います。




「ウィキリークス」

2010-12-10 06:05:20 | Weblog
「ウィキリークス」

告発サイト「ウィキリークス」の創設者アサジン氏(容疑者)は、性犯罪の容疑で逮捕されたという事です。

米国が機密扱いにしている文書や映像を、米国の許可を得ることなく公開している行為は逮捕の対象にはなっていないのですね。

米軍がイラクで民間人を誤射している映像や、アフガニスタンでの軍事作戦などの文書が含まれるという事です。

米が機密扱いにしている文書や映像が人権を侵害したものであるから、人権団体からは賞賛されているのでしょう。理屈で考えるとそういう事だと思います。

でもそれなら、「ウィキリークス」や人権団体のやり方は性急じゃないの? と思います。

やり方に賛成できないという気がします。アジア通貨危機(1997年)の時、米のお金持ちの中にはアジアの1国の国家財政を左右させるほどのことをすることができる人もいた。

でも、できるからって、しても良いのか、と思います。

米は、アジア危機の時と逆の立場になったのですね。今度は自分たちが仕掛けられる方。

されるのが嫌ならば、国を守るために法律とかを作ったら良いと思います。世界全体で。米にとってだけ都合の良い法律ではなく、他の国の言い分も聞いてほしい。



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「ウイキリークス」の創設者アサンジ氏は(逮捕された容疑の「性犯罪」とは別に「ウィキリークス」についてだけ考えたいので、「容疑者」と呼ばないで「氏」と呼ばせていただきます)


アサンジ氏は「’公正社会’目指して暴露」していると主張しているそうだ。私は(国家の機密を勝手にバラして、どこが’公正’なのか?)と思うけれど、よく読むと(12月8日、山陽新聞)彼は両親の都合で、14歳まで37回、転居した。最近まで「遊牧民」のような生活を送った」そうだ。


親の価値観(公教育は当局への不健康な敬意を植えつける)から、学校へはほとんど通わず、図書館で本を読みあさっていたのだという。

これは本人にとって、どうだったのだろう?  人間関係を築くとか、社会性を養うという点で不利だったのかもしれないと思う。

「アウトサイダーであり続けた人生で「支配とは陰謀だ」という信念を持っているそうだ。

だから、米の支配権力の陰謀を暴いてやろう、という事なんだな、と思いました。

やり方はさておき、彼の思いを、私の言葉で表現すると、こういうことになる。

米では、アウトサイダーに対しては「シーン」なのだ。アウトサイダーは無視される。そういう人間関係だと思う。

方や、「困難を乗り越えて進む」事が価値ある人生だそうだ。

私は、この社会のあり方が、アサンジ氏のようなアウトサイダーにとっては、凶器そのものになると思う。だから私も米に対して(反撃してやりたい)と思ってしまう。ここまでは同じなのだ。

私は、米の反応を知りたいです。ただ怒るだけでは…  「アジア通貨危機」については、ウンともスンとも言わないのでしょう。だったら、納得できない…