地球の危機!

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「ウィキリークス」

2010-12-10 06:05:20 | Weblog
「ウィキリークス」

告発サイト「ウィキリークス」の創設者アサジン氏(容疑者)は、性犯罪の容疑で逮捕されたという事です。

米国が機密扱いにしている文書や映像を、米国の許可を得ることなく公開している行為は逮捕の対象にはなっていないのですね。

米軍がイラクで民間人を誤射している映像や、アフガニスタンでの軍事作戦などの文書が含まれるという事です。

米が機密扱いにしている文書や映像が人権を侵害したものであるから、人権団体からは賞賛されているのでしょう。理屈で考えるとそういう事だと思います。

でもそれなら、「ウィキリークス」や人権団体のやり方は性急じゃないの? と思います。

やり方に賛成できないという気がします。アジア通貨危機(1997年)の時、米のお金持ちの中にはアジアの1国の国家財政を左右させるほどのことをすることができる人もいた。

でも、できるからって、しても良いのか、と思います。

米は、アジア危機の時と逆の立場になったのですね。今度は自分たちが仕掛けられる方。

されるのが嫌ならば、国を守るために法律とかを作ったら良いと思います。世界全体で。米にとってだけ都合の良い法律ではなく、他の国の言い分も聞いてほしい。



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「ウイキリークス」の創設者アサンジ氏は(逮捕された容疑の「性犯罪」とは別に「ウィキリークス」についてだけ考えたいので、「容疑者」と呼ばないで「氏」と呼ばせていただきます)


アサンジ氏は「’公正社会’目指して暴露」していると主張しているそうだ。私は(国家の機密を勝手にバラして、どこが’公正’なのか?)と思うけれど、よく読むと(12月8日、山陽新聞)彼は両親の都合で、14歳まで37回、転居した。最近まで「遊牧民」のような生活を送った」そうだ。


親の価値観(公教育は当局への不健康な敬意を植えつける)から、学校へはほとんど通わず、図書館で本を読みあさっていたのだという。

これは本人にとって、どうだったのだろう?  人間関係を築くとか、社会性を養うという点で不利だったのかもしれないと思う。

「アウトサイダーであり続けた人生で「支配とは陰謀だ」という信念を持っているそうだ。

だから、米の支配権力の陰謀を暴いてやろう、という事なんだな、と思いました。

やり方はさておき、彼の思いを、私の言葉で表現すると、こういうことになる。

米では、アウトサイダーに対しては「シーン」なのだ。アウトサイダーは無視される。そういう人間関係だと思う。

方や、「困難を乗り越えて進む」事が価値ある人生だそうだ。

私は、この社会のあり方が、アサンジ氏のようなアウトサイダーにとっては、凶器そのものになると思う。だから私も米に対して(反撃してやりたい)と思ってしまう。ここまでは同じなのだ。

私は、米の反応を知りたいです。ただ怒るだけでは…  「アジア通貨危機」については、ウンともスンとも言わないのでしょう。だったら、納得できない…