倉野立人のブログです。

日々の思いを、訥々と。

健康寿命延伸の拠点

2019-03-25 | 日記

 3/24 Sun.


この日の新聞記事[信毎 北信欄]の「犀川南マレットゴルフ場 拡張」の記事が目に留まり、喜びを共有しました。



記事によると、丹波島橋上流右岸の犀川河川敷を活用して造られた犀川南マレットゴルフ場について、これまで18ホールであったものを住民要望に基づき36ホールに拡張したとのことで、多くの愛好者が参加して「こけら落とし」を祝ったとのことです。


「犀川南マレットゴルフ場」といえば、遡ること・・・確か平成16年頃でしたか、行政に要望を重ねるも実現がはかばかしくなかったマレットゴルフ場の設置について相談を受けるうちに、ならば自分達で行動を起こそうと、隣接区の若葉町の有志の方々と河川敷のアカシアの雑木林に分け入って鍬を振るい、多くの住民参加を得て作業を進めるうちに行政理解も深まり、結果として官民協働でコースの設置に結びつけた経緯があります。


あれから十数年が経過し、今度は「一支所一事業」として、行政が積極的に関与する中で拡張工事が進められたことは、イイ意味での時代の趨勢を感じるところであります。

当時は前進もままらなない雑木林の中、アメリカシロヒトリや、場所によってはマムシの出現に驚きながらの難作業、また造成初年度に豪雨に伴う河川の氾濫に見舞われ、せっかく完成したコースが汚泥に埋没するという災害に遭うも、みなさんを鼓舞して「やり直し作業」を完遂、みごとカムバックを果たすなど、この施設については思い出に枚挙の暇がないところですが、いずれにしてもこれらの作業を通じて「住民の手によるまちづくり」の何たるかを学んだことは、今でも私の「糧」になっているところです。


高齢化が伸張する昨今「健康寿命の延伸」が重要視される中、適度なスポーツとして最適なマレットゴルフを一人でも多くのみなさんが愛好されること、その拠点としてのマレットゴルフ場が大きくなることは誠に喜ばしくあり、今後の維持発展に期待を寄せるところです。


 

ところで 記事の中で、参加した愛好者へのインタビューが載せられていましたが、その 「声の主」 が、私が公私共にお世話になっている K さんでした。

普段は辛口の論評が多い K さんですが、この日ばかりは笑顔での受け答えが容易に想像できる 「喜びの声」 だったのでした。