倉野立人のブログです。

日々の思いを、訥々と。

集大成

2019-03-21 | 日記

 3/21 Thu.

 

私のスマホに着信があり、出てみると、従前から 「スポーツコミッション」 でお世話になっている M さんです。

こちらからは たいへんにご無沙汰している非礼を詫びて用件を尋ねると、当時から明るくポジティブに発言される M さんの口から、聞いているこちらまでも前向きにされるような言葉をいただきました。

「倉野さん、元気にしていましたか?私たちの仲間は、折りに触れて倉野さんの動静を案じています。

ところで、この度、倉野さんも深く関わってくれた 「スポーツコミッション」 を中心とした私たちのボランティア活動の経過をまとめたうえで、その成果についてある文化大賞に応募することになったの。

今、関係方面から推薦文やらいただいていいるのだけれど、かつて倉野さんは スポーツコミッションを通じて長野市の機構改革に大きな力を尽くしてくれた経緯があるので、その辺りを紐解きながら一筆書いてくださらないかしら。」 とのことです。

 

「スポーツコミッション」 とは、スポーツに関する新しい概念のことを指します。

これまでスポーツは、いわゆる 「体育」 の延長として捉えられていましたが 「スポーツコミッション」 は、より広い考えでスポーツを捉えr、そこにはスポーツを通じての観光振興や地域活性化などの 「多面的効果」 が伴います。

折しも長野市においては、1998年に開催された長野冬季五輪大会の賑わいがまさに 「スポーツコミッション」 のもたらした多面的効果だったでしょう。

私自身も、かかる 「スポーツコミッション」 の考えに共鳴し、M さんともに活動しながら、その結果 例えば長野市においては、新たに 「スポーツ振興部」 を設置するなどの成果を挙げることができたものです。

 

今回 M さんを中心にした文化対象の応募は、これまでの活動の集大成を期していることを感じさせるものがあります。

私としても、これまでのご関係者の活動に敬意を表すると同時に、これからも M さんらが醸成した 「ボランティアスピリット」 を受け継ぎ、市民自身がつくり出す 「地域活性化」 の重要性を再認識しながら諸事に臨んでゆきたいと思いを新たにいたしたところです。

 

市内真島にあるオリンピック施設 「ホワイトリング」 タマネギのような球形の 非常に個性的な施設です。

長野オリンピックが創り出したともいえる、非常に独創的な造形物です。

 

M さんたちの生み出した 「ボランティアスピリッツ」 が 「無形のオリンピックレガシー[遺産]」 であり、かかる施設が 「有形のレガシー」 と申せます。

 

このことについても、後日 触れたいと思っています。