株式投資はインフレ対策になりえるのかどうか。
歴史的にいえば総じてインフレ対策になりえるという。しかしながらなんでだろうか?なぜそうなる?
まぁおそらくだけど、株券の枚数が増えるわけでもないし、投資先の企業も資産内の現金や現金類似債権の比率が低い事、逆に金を借りているからインフレは逆に富を生み出す効果があるとか、そういう理由じゃないだろうか?と思う。
という事はだ、株にもいろいろ種類があって、金庫みたいな現金株はインフレが起これば、有効な対策(インフレヘッジが聞いた債権への資本移動とか)をしない限り、やっぱり価値は相対的に目減りすると思うのだ。銀行なんて最たるもので、低い自己資本比率を一瞬で蒸発させられるリスクもはらんでるよね。特に短期的にインフレががっつり起こった場合。手持ち債権の実質価値が目減りして借換だとか貸出金の金利を上げる打とかの対応する前に資本蒸発しちゃっうしね。
そういう意味では超長期&低利で大量の借り入れをしている企業なんかはめっけもんでしょうね。借り入れコストがマイナスに働いて利益を生み出す原動力になりえる。
そう考えると、今の日本企業は総じて借入金嫌いになっている事を考えると、インフレヘッジの力は歴史的なレベルと比べて相当低いのではないかと思う。
歴史的にいえば総じてインフレ対策になりえるという。しかしながらなんでだろうか?なぜそうなる?
まぁおそらくだけど、株券の枚数が増えるわけでもないし、投資先の企業も資産内の現金や現金類似債権の比率が低い事、逆に金を借りているからインフレは逆に富を生み出す効果があるとか、そういう理由じゃないだろうか?と思う。
という事はだ、株にもいろいろ種類があって、金庫みたいな現金株はインフレが起これば、有効な対策(インフレヘッジが聞いた債権への資本移動とか)をしない限り、やっぱり価値は相対的に目減りすると思うのだ。銀行なんて最たるもので、低い自己資本比率を一瞬で蒸発させられるリスクもはらんでるよね。特に短期的にインフレががっつり起こった場合。手持ち債権の実質価値が目減りして借換だとか貸出金の金利を上げる打とかの対応する前に資本蒸発しちゃっうしね。
そういう意味では超長期&低利で大量の借り入れをしている企業なんかはめっけもんでしょうね。借り入れコストがマイナスに働いて利益を生み出す原動力になりえる。
そう考えると、今の日本企業は総じて借入金嫌いになっている事を考えると、インフレヘッジの力は歴史的なレベルと比べて相当低いのではないかと思う。
なので長期的な価値を持つ無形固定資産を持ち、有形固定資産への投資が相対的に少ない企業を選ぶべきかもしれませんね。
2倍の追加投資はインフレによって2倍になっているだけで実質的な追加投資は変わりません。また2倍の追加投資に必要な資金もインフレーションを起こした2倍の純利益から支払う事が可能です。そしてその2倍の純利益はこれまたインフレーションを起こした有形固定資産から吐き出されます。なぜ有形固定資産がインフレを起こすと今まで以上に利益を吐き出すのかといえば、有形固定資産のインフレ前での購入価格とインフレ中の購入価格にギャップがあるからです。同一スペックの有形固定資産があるとして、一つは価格が100(インフレ前に購入)。で、もうひとつの価格が200(インフレ後に購入)。そうすると相対的にインフレ前で買った資産のほうが「簿価上」は競争力を持ちます。同じスペックでも価格に二倍の差があるんですからね。そのギャップが価格に転嫁され、利益となります。その結果が純利益2倍だと。
上記の想定は経済活動が全て同時に起こった場合(インフレが2倍)を想定してたり、ビジネスを極端に簡略化いるので必ずしも現実に即しているとは言えませんが、まぁ大体こんな感じで説明がつくと思います。
僕は単純に
企業X・・・純利益 200万 有形固定資産 800万 利益率 25
企業Y・・・純利益 200万 有形固定資産 1600万 利益率 12.5%
同じ利益率を維持したければ
企業X・・・純利益 400万 有形固定資産 1600万 利益率 25
企業Y・・・純利益 400万 有形固定資産 3200 万 利益率 12.5%
Xは800万の追加投資で済むのに対し、Yは1600万を注ぎ込まなければ以前の利益率を達成することができない。
なのでどっちの企業の株を買うかと言ったら僕はXを買います。
成長のために多くの資本を必要とする企業としない企業なら、株主に多くの分け前(配当など)を残してくれる可能性のある方を選ぶのは自然なんじゃないかな、という主張なんですが無理があるでしょうか。
後、成長はいつまでも続くものではなくいずれ成長しなくなるのを忘れずに。どこで成長がストップしてその時にいくら利益が株主に入るのかを考え、計算をし、その上でどちらの企業を買うか考えないと後で手痛い勉強代を払うことになりますよ。
例えば企業Xが現在の2倍程度成長したら成長しなくなるのに、企業Yの5倍とか10倍の値段をつけて買ったらどうなるかはわかりますよね。
それと成長に必要な資本というのは何も有形固定資産だけではありません。だからそれだけで投資の是非を決めるのはリスキーですよ。成長に必要な資本はもちろん無形固定資産が含まれてたり他社買収だとか人員増員、経費増額、などなどいろいろ含まれます。
日本でいつ高インフレが起こるかはわかりませんが、なるほどB/Sの中身でインフレ耐性に差があるというのは要注意ですね。
かといって借入金依存度が高い企業への投資も下手すると高インフレが来る前に破綻するリスクだってありますから、そういう株に投資するとしてもホント「めっけもん」位に考えておいた方がいいかも。
そうなんですか?なんか後で罰があたりそうだ…。
>かといって借入金依存度が高い企業への投資も下手すると高インフレが来る前に破綻する
こっちのが多いでしょうね。そういう意味だと金融資産と金融負債がバランスしてる位が一番ちょうどよくインフレを中和してくれるんじゃないかと思います。
ここでいう無形固定資産はブランド力などの値段にかえられないものと脳内変換してください。
例えば、コカ・コーラというブランドを強化するためにこれ以上多額の投資を必要とはしないでしょう?インフレ期であってもその無形固定資産に依存しているので製品の値段を弄るだけでいいわけです。
コカ・コーラ社にとっては簡単なお仕事ですが、競合他社にとっては地獄です。
…との事ですが、では何故、毎日のようにTVCMを流してるのか教えてください。
後、ファッションでいえばLVMH、車でいえばメルセデスは世界最高峰のブランドですが利益率はぱっとしません。なぜでしょうか?教えてください。
私はブランド万能論は賛同できません。
そんなにお金がかかるなら工場の設備を新しくしたり、1リットル当たりの走行距離を伸ばしたりする研究開発を止めればいいじゃん、としたいところですが現実にはそういうわけにはいかないですよね。
さて、コカ・コーラ社の場合はどうでしょう。もしkyorosukekeさんがCEOなら新たに投資してまでコカ・コーラの風味を変えようとするでしょうか?賢明な人でなくてもそのことでお金を使おうとはしないはずです。つまり、もう完成してるんです。原液に対して改良の余地はありませんしする必要もありません。後は帝国の領土を広げるためにわずかな労力を使うだけなんです。
LVMHはブランド特有の高コスト体質。
メルセデスは従業員の給与が高いです。仕事中にビールまで飲めます。
外食の和民並の待遇に出来れば、資本利益率は50%くらいになりそうな気がします(W