要となる智を継ぐもの

株式投資についてつらつらと書くブログ(走り書き)。誤字脱字計算間違い多数。補正・修正は読み手側でしてください。

高成長の裏にある新株増刷

2024-06-10 18:27:36 | 投資日記
ウェルシアとか、過去の良く成長していた銘柄を見てるんだけど、成長率すげぇなぁと。
でもROEいうほどでもない。なんだこれ?どうやってるんだ?と株数見るとあぁねって感じ。増刷増刷。
やってるのは新株で金持ってきてその金で新店舗作ったりMAして売上伸ばしてるって構図。
投資家視点での魅力はゼロ。これならほかのドラッグストアの方がいな。という感じ。

結局、売上成長率レブリミットはROE。
それ以上の成長は自己資本を低くしてレバレッジかけてくしかない。できないなら株券増刷。

結局、ある程度厚みを持たせて何かあっても死なない程度の自己資本を装備したうえで、ROEで成長する。
その成長率が大事。という感じ。

売上成長10%とかいっても、オーガニックにやるとなるとROEの残余(1-還元性向)で10%ないと難しい。
ROE10%といっても、還元なしで全振り再投資じゃ10%しかならない。配当も自社株買いもない。
すると結局総合リターンで10%ってなってしまう。

リターンで15%位ほしいっすってなると、おのずとROE15%程度は必要になる。
もしくはもう少し低いROEでもいいんだけど、バーターで低PER(1/0.15以下)が必要となる。例えばROE12%でPER5倍。
利益の3割を配当に出して6%、残りROEの7掛けで再投資して8.5%の合わせ技で14.5%とか。
もしくは還元性向10割にして20%リターンの再投資なしとか。

で、ROE15%で全投資で売上も15%成長ですといってもPERは別問題。
ここが高いと後々ツケを払わされるので低くないとダメ。
ツケ払いは精々2年後分までしか保持力内からそれ以上のツケは成長鈍化を待たず督促される可能性ある。
なのでもう、EPSゼロ成長ベースのPERが一番楽。

とにかく楽をする。枕を高くして寝るにはリスクを負わない事。
そう考えるとPERを敵に回す事は怖くて出来ない。

売上成長15%以上見込める銘柄はあるのかというと、すごい一杯ある。
あるんだけど、食えるのはない。というのが正直な所。以下は主な理由。

①短命で終わるのが目に見えてる
②すでに死んでるのに無理くり成長しようとして糞会社MAしてるアホ会社
③成長余地が乏しいもしくはどこまで伸びるのか微妙。所詮ニッチで終わる
④致命的な欠陥・リスクが内包されている
⑤既存事業に対して上位互換で余地はまだある。が、高すぎ。

大体これ。④が落ちてくるのを待つしかない。
それまではシケモク拾い。徐々にそういう銘柄に載せ替えられたらいいなという感じ。


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