要となる智を継ぐもの

株式投資についてつらつらと書くブログ(走り書き)。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でしてください。

経済的堀を持つ企業の割合とか

2024-07-21 17:35:40 | 投資日記
意外と多い。

モーニングスターの調査によると、1630銘柄のうち:
- Wide Moat(広い堀):17%
- Narrow Moat(狭い堀):42%
- No Moat(堀なし):41%

基準:広い堀は20年間耐えられる、狭い堀は10年間耐えられる。らしい。
詳細:https://www.morningstar.com/markets/markets-brief-beyond-magnificent-seven-these-wide-moat-stocks-soar

自分が見た感じ、というか、日本の上場企業でウォッチリストに入れているのは260銘柄程度。売上営業利益率(経常利益率)が安定しているものを抽出している。
で、明らかにPER割高圏で落ちてこなさそうなものはウォッチしてない。なので実際に業績安定株というと300-400銘柄程度はあると思う。上場企業が4000社弱なので全体の10%程度。
過去の業績が安定していたから未来も大丈夫、というわけではないが、まぁ凡そ全体の1割は結構安定している。

で、業績が安定していれば経済的堀があるというわけではない。経済的堀がなくても卸売業なんかは業績は安定している。が、利益率は低い。
同様に、経済的堀があっても市況がガチャガチャ動く事業は上記のリストから漏れる。半導体系製造装置とか。建機系とか。石化系とか。

なので結局はケースバイケースなのかなと思う。そこは定常分析でどういう構造で利益が安定しているのかを見定めるしかない。
でも結局、大事なのは安定業績を長期間継続させられるかどうか。これがキモ。
そういう銘柄のリストを作ったうえで、成長力がある(成長意志がある、成長余地がある)銘柄を選別していく感じ。
で、そのリストで推定リターンをそれぞれ計算して株価変動に準じて推定リターンも計算する感じか。

考えてみると結構あるんだよね。経済的堀がある企業、というか、業績が安定している企業。
※サンゲツなんてもろだよなぁ。マーケットシェア過半数取ってればやりたい放題だよな実際。なのになんでああいうあほな事しちゃうんだろうな。
 とはいいつつも、どうせまた値上げするんだろうなと思ってアラート仕込んでるんだけどね。値上げ発表されたらメール通知来るようにしてある。

こういう企業への投資はある意味、アパート経営並みの安定性を持てるからやっぱいいよね。
そういうアパート経営並みの安定性を持ちつつ、勝手に高い表面利回りの物件(利回り15%とか20%とか)に再投資してくれて、
残りをこれまた良い利回り(10%とか15%とか)で還元してくれればもうそれでいい。

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