kyon's日誌

つれづれに・・・

天皇誕生日

2013年12月23日 | 日記
湖面は静かで、まったりとした水面がビロードのように揺らいでいる。
一匹の小鹿が水を飲みはじめた時、波紋が広がりました。
そして還暦になった私の変化がはじまった。

もしかしたら、波紋は前年の伯母の死から続いていたかもしれない。
今年二月に義父が亡くなり、亭主はその後始末に忙殺されている。
今も続いている。こんなに長く続くとは思ってもいなかっただろう。
どうやらこの義父の後始末は年を越えそうだ。

仕事人間だった亭主も、今まで経験した事の無い事態に向き合わされた一年だった。
ヒト一人この現世から居なくなること・・・それは残された家族には考えもしなかった宿題となる。
親という存在感、一家の柱が消えることが、多くの予期せぬ経験となっている。
もっとすんなりと片付くのじゃないかと思っていたんだよね。
受け入れて粛々と振り返れる余裕があるはずだった。

ヒトは、楽するだけの人生は有り得ないというリアル。
それなりの60年があったから、楽だけして生きてきた訳じゃないが、それでもまだやらねばならない事に向き合う時間を貰っているのだなぁ。
まだ足りない経験があったということだね。(^_^;)

波紋を起こした小鹿達は何を思う一年だろう?
小鹿では無く、恐ろしげな生き物に心も変身してしまったんだろうか?
生々流転の人の世で、心を奪われるような出来事はそう多くはあるまい。
その変化の中でどの選択をし、物語のどこを受け入れるのか、何を捨てるのか、あるべき姿と方向を決めるのもまた自分らの良心という正義だけなんだね。

何だか色々あり過ぎてさ(笑)この一年を振り返るのもオカシナ気分だけど、それなりに分かった事が一つ二つ位はあるかな~(^^ゞま、それでいいっか~(笑)

長男の亭主は退職した途端に叔母が亡くなり、そこで初経験。一年後は父を亡くし・・・何の為に定年退職したか、今更のようにこういう事をしなければならないように出来てた道筋だったのだと(笑)
長女の私も、結局は幾ら離れて暮らしても母に関わるように出来てた(笑)
避けては通れない人の道なんだろう・・・
お互い、経験の無い世界を今は歩いている(笑)
不思議な感覚だ。
自分達にもそういう時が来るなんて想像してなかった気がするし(笑)
ま、この状態がどの位続くのかは分からないけれど、
いつかね、いつか・・・笑って話せることも来るだろうさ(^^ゞ
自分だけが特別なことをしてる訳ではないしね(笑)

文字にすると何だか実際とは違う世界を書いている気がして、これもまたオカシナことよね~(笑)
天皇誕生日だね・・・
彼らの人生もまた比べられないけれど、あり過ぎる経験だらけだったろうね。
ね、天皇さん、私は結構、皇后さんとあなたを尊敬してる・・かも(笑)
お誕生日おめでとさん(^^ゞ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする