kyon's日誌

つれづれに・・・

有酸素運動

2013年12月10日 | 日記
先ず、体をリラックスさせてつま先を揃えて立ちます。
右足を軽く踏んで左足を開き、肩幅に平行に。
つま先と膝がしらが常に同じ方向を向くように。
膝はつま先より出ないように。
膝に体重を乗っけると怪我や痛める原因になる・・・云々と、
太極拳を始める方には必ず最初に言う。

次に太極拳の挨拶の仕方。奉献礼という。
右手を軽く握り拳を作り、針一本を包み込む様な空拳。
力一杯握りしめてないから、折り込んだ指の第三関節は4本が平行になり、親指は中指の第一関節に合うように。左手は指を揃えて伸ばし、右手の平行になった第三関節に合わせる。
高さは胸前で自然に。
グーとパーが合わさり、他意はありませんというしるしに合わせた手を相手側に押し出すように少し向けてやる。

この「他意はありません」という思いが私は好きだ。(^^ゞ
武道は礼に始まり礼に終わる・・・この姿勢が私は好きだ。
精神がピッと引き締まる感覚がグータラな自分を少し引き締めてくれるようなね(笑)
まぁ、その程度では自分のたるんだ気持ちが直る訳でもないだろうが・・・(笑)
でも、その思いが始まりと終わりのケジメになるので、on・offの切り替えになるのは確かだと思う。

憧れたり、興味津々でやってみたい方もいるけれど、
私のように膝のリハビリで始めた方も案外、多いような気がする。
武道としてではなく、リハビリや何か体の為のヒントを得たいと思って始める方も居るのだ。
体の為に、ストレス解消の為に・・・

最近、有酸素運動がストレスに良いとかよく聞く。
太極拳が有酸素運動であるというのは、世間の健康法の一つだと知ったのは50過ぎてからで(笑)
太極拳は呼吸法云々と言われがちだが、呼吸は最初から意図的にはやらせない。
自然に腹式呼吸になれるまで自然呼吸で良いとされる。
体が段々動きに呼応していくのに、付いて備わるものでいい。
最初はあちこちの筋肉痛でう~~んとうなりつつ始めたものが、段々に体が慣れて、筋肉痛も無くなる頃にはそこそこ筋肉も強化されててね・・・(笑)
始めた頃を思い出します(笑)
長く続けて初めて分かる良さ・・・今更のように続けられて良かったなぁ・・・と。
何しろ、私にはストレス解消であり、整体であり。

ここに巡り会わなかったらと思うと、空恐ろしい(笑)
どうにか我が身を維持出来てるのは、多分、この運動があったればこそ・・・(^^ゞ
コメント (2)
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