京都、山科での10年は、現在の店に移るまでの大変貴重な経験の場所と時間でした。二人の子供に恵まれ、子育てと店の仕事に日々奮闘の毎日でした。取り巻く環境の中で多くの人たちに支えられ助けられての10年、その間次なるステップの構想を考えていました。訪中の際、偉大なる中国料理の御もてなしに感動し、歴史の深さに魅了され、漢字の意味あいを学びました。大陸の空気は、大きな流れで、生かされている小さな自分を発見いたしました。曲 江 春という漢字に出会ったのはその時です。言葉の意味あいは、いろいろ解釈できますがその時の想いがとても脳裏に焼きついたのでした。・・・・・つづくbay
ゆりこ
ゆりこ