秋植えのじゃがいも「ニシユタカ」を掘りだしました。
八月末に植えて、12月くらいから収穫を始めるんですが、すぐに全量収穫しなければならない春植えのじゃがいもと違って、秋植えのじゃがいもは冬の間、畑にそのまま置いておけるなど、体に優しいんです。
12月から収穫し始める秋植えのじゃがいもは、3月くらいに芽を出し始めるので、全量収穫します。
この、12月から3月の間、ずっと掘りたての新じゃがいもが食べられるのも、秋植えじゃがいものおいしさの秘密です。
関東の作付は春植えのじゃがいもが中心でしたが、秋植えの方が扱いやすくて、労力も少ないので、絶対にオススメの作付ですよ☆
去年の九月に種まきした、青首大根です。自宅用に残しておいたものの最後の収穫です。
以前、化成肥料を使う農家で働いていたのですが、冬越しした青首大根はドロドロに溶けて、食べられるものではありませんでした。
写真の大根は、農薬も化成肥料も使わずに育てたものです。冬を越しても、ピンピンに元気です。
夏野菜も、化成肥料を使ったナスやトマトは、なぜかドロドロに溶けて腐ってしまうんですが、化成肥料に頼らず育った野菜は野菜の形を残したまま、乾燥した状態にとどまります。
化成肥料は植物の生命力を弱めてしまうというのが、現場で働いている人間の印象です。
化成肥料に頼らずに育った野菜は、生命力も強いようです。