風に誘われて

自然に焦がれつつも体力が付いて行かない今日この頃。

いい湯だな!アハハン♪♪

2007-12-11 | 温泉と水
由布岳、湯布院温泉は有名ですが、そこから大分川に沿って少し山に入り込んだ所
支流の花合野川沿いの細い谷間って言うんでしょうかそんなところにある温泉です。

湯平温泉(ゆのひら)って言います。


この石畳の坂道が500mほど続いています。
300年の昔から湯治場として栄え、今も30軒余りの宿が軒を連ねています。

一時は廃れていたのでしょうね。
暖簾を下ろした旅館もあり一見寂れて見えるのですが、ここ数年でまた
お湯の良さが見直され地元の人達の努力もあり、町営の温泉がリニューアル
されて若者のリピーターさんたちが増えているようです。



種田山頭火がこの地を訪れ逗留したこともあるようで山頭火ミュージアム
「時雨」もありました。
小さくて狭い民家なのですが紙と筆が用意されていて
訪れた誰もが一句捻れるようになっています。

「時雨るるや 人の情けに 涙ぐむ」 山頭火






湯平には無人の町営温泉が5箇所あり、坂の上から順に源泉傍の「金の湯」
石畳の坂道中程に「中の湯」、花合野川べりに「砂の湯」
街の入り口近くに「銀の湯」、そして一番下に「橋本の湯」

私が最初に入ったのは長く閉鎖されていて最近再開されたという「中の湯」です。


泉質は五つとも「単純性弱食塩泉」で源泉は78℃あるそうです。

少々熱めのお湯は入ると「ヌルッ」とした感触があり結構イイ感じです!!
ここは浴槽が一つしかなく混浴!ではなくて日替わりで男女が入れ替わるんですって。
窓からの眺めが五つの中では一番いいお風呂です。



さて温まったのでまた石畳の坂道をブラブラして


若い人が喜びそうな可愛いお店も出来ていました。

カフェや地元野菜の直売所もありました。


相方さんが入った川に突き出した「砂の湯」
此処もとっても熱かったようで水をうめても追いつかなかったようです。
54℃のお湯がそのまま出ているようです。



「銀の湯」もリニューアルされていました。




ブラブラしていたら湯冷めしそうになったので、街の一番下にある地元の人に
一番人気の「橋本の湯」にもう一度浸かる事にしました。

此処だけは昔のままの佇まいで中は天井も高く男湯と女湯の仕切りも
そんなに高くないので壁を挟んでおしゃべりも出来ます。

浴槽は熱湯とぬる湯に区切られて真ん中の仕切り板に稼動の戸があるんです。
開閉して湯加減をするようですね。


ここでまたゆっくりまったり温まってほんとに気持ちの良い温泉のはしごでした。
相方さんも満足だったようでした。めでたしめでたし。。。


最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今晩は~♪ (おとめさん)
2007-12-11 20:54:26
箱庭さんいつも色々と色々と・・・謝謝
今日はゆのひら温泉レポートありがとうございます。
温泉大好きおばさんは食い入るように拝見ですよ。
湯布院温泉は行きましたが近くにこんないい所があるんですね。
観光客も知ってるのかしら?
「仲の湯」混浴!おっお二人で!と期待したら
日替わり入浴エヘヘ
この日はレディデイ?
「砂の湯」が54度キャ~熱い湯の好きな方は
フ~ってたまらんでしょうが
わたしなんかゆで蛸になってしまうわ。
いいないいな温泉めぐり
↓の由布岳もこんなにくっきり。
登りたい
返信する
こんばんは ()
2007-12-11 23:04:23
箱庭さんはもう寝ゆうねえ。おとめさんに先越された(笑)言いたいことは同じようなことやけんど、折角来たき足跡残していくきね。そうそうおとめさんまさとさんありがとうぞね。

この辺は源泉かけ流しやろうか、冷泉を沸かして循環式などと言うのはあんまり温泉気分になれんぜねえ。と温泉もないくせに贅沢なことを言うオバサンです。

彦次郎さん銀の湯前で何を覗きゆうがやろう?お地蔵さん?

橋本の湯誰ちゃあおらざった?(誰もいなかった)一人で貸し切り状態やったら彦次郎さんとも喋りしもって入れたろうか。。。けんど男湯に人がおったらそうもいかんわねえ。

石畳の風景もえいねえ。温泉のはしごは癒されたろう。私も見せてもろうて癒されたぞね。ありがとう。
返信する
湯平温泉 (なかなか)
2007-12-12 07:35:51
おおっ~
すっご~い 湯平温泉こんなにリニューアルしているんですか!!
線質がほんまもんの安い無人の温泉いいですよね~ 中の湯立派になって再開うれしいですね。 
これからは花も終わり、私も温泉シーズンです、今度湯平に行きたくなりましたよ。
返信する
おとめさんへ (箱庭)
2007-12-12 09:02:08
おはようございます!
こちらこそ!おとめさんのアドバイス通り気の乗らない時はPCのスイッチは入れない事にしました。
いつも開きっ放し状態が多かったものですから。。
そして前向き!ですね。

さて、由布岳を見上げつつ通過して湯布院温泉も通過。お湯は湯布院より良いといわれる湯平温泉へ。
九州は阿蘇、九重を中心に素晴らしい温泉が数多くありますが、ここ湯平も湯布院の奥座敷として紹介されていますよ。
最近は新しいお宿や若者に人気のペンションなんかもあります。
おとめさんも今度来られる節には由布岳を制覇した後にぜひどうぞ。笑
返信する
風さんへ (箱庭)
2007-12-12 09:17:01
日曜日やったけど午前中ってこともあり、空ちょったねぇ。
地元の人達はもっと早くに朝風呂に入るんかもね。
中の湯は「プチ旅行です」の若いお嬢さんと二人で。
橋本の湯は始めは相方さんも私も貸切状態。
後は湯平好きの女性と多分近くのおばちゃんと三人でまったりしましたよ。

「おとうさん!上がるね~(^O^)/」
なんて声かけられて便利でしたよ。

返信する
なかなかさんへ (箱庭)
2007-12-12 09:36:05
はぁ~い!この冬は湯平温泉ねらい目で~す!(何がやねん)

200円で入れるし、ちょっとハマりそうで今度は金の湯と銀の湯にも入ろうと決めてますよ。笑
旅館も家族風呂新設したりと頑張ってる湯平を見ました。
石畳の坂道沿いにお店も出来ていたし・・いいんじゃないって思いましたよ。
あっ足湯なんかもありました。

でも何といってもお湯がええ!!是非いっとくれやす!!
返信する
ええなぁ~ (okan)
2007-12-12 16:37:44
ほんまにええお湯場がありますね。
のんびり出来て、
何だかじっくりとお湯に浸かった気になってしもた・・・
【温泉はしご】やってみたいなぁ~
返信する
石畳 ()
2007-12-12 16:59:27
種田山頭火の句もいいですが、
あのほのぼのとした絵・・
放浪の山頭火のイメージをふくらませてくれます。
”どうしょうもない わたしが歩いている”
こういう気持ち、少しだけわかるようなときもあります。
湯平温泉の石畳が懐かしい気配を漂わせていて、
どこか大正時代の匂いを感じますね。

伊香保温泉もこんな雰囲気があって、
そこには竹久夢二の世界がありました。

返信する
okanさんへ (箱庭)
2007-12-12 18:48:40
ええやろ~。
この歳になって味わえる幸せのひとときやなぁ。フゥ~。
まったりさして貰いましたわ。笑

子供の頃、多分有馬温泉に家族で行った記憶がチラホラ・・・!ウチ貧乏やったけどそやしすごい楽しかった思い出が・・・何か曖昧なんやけどね。笑
多分温泉デビューやったかもしれん??!
返信する
春さんへ (箱庭)
2007-12-12 18:58:20
そうですね。大正時代ってこんな感じだったかも知れない。
そして山頭火の素朴さに触れると、何故か春さんを思ってしまう私です。
こんな風に心の内を開放出来ればどんなにか自由だろう。。。背負うものも無く、自由人ならば・・なんて独りでは一歩も前に進めないくせに、憧れてしまう私がいます。
来世は男に産まれたい。これが私の希望です。

竹久夢二はまた優しさが倍増します。
何だろ・・暖かい家族に包まれたような。。
この方達の感性の一片でもあればなぁ。。。
返信する

コメントを投稿