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寂光院残照 (角川文庫)
永井 路子
KADOKAWA
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( kindle版あり )
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「 鎌倉の権力の座を巡る複雑な人間模様と
陰謀を鋭く描いた傑作歴史小説。
壇ノ浦の戦いで九死に一生を得て
壇ノ浦の戦いで九死に一生を得て
寂光院に隠棲した建礼門院。
彼女のもとに突然、後白河法皇が姿を見せる。
平家に対する裏切りに
一切の罪悪も感じない様に
恐怖と憤りを覚える侍女に対し、
驚くほど冷静な女院。
彼女は何を思うのか。
平家滅亡後を描く表題作の他、
義経追討に名を挙げた男の顛末を描いた「土佐房昌俊」、
「頼朝の死」など全6作を収録。
鎌倉時代の権力の座を巡る複雑な人間模様と
渦巻く陰謀に切り込んだ傑作歴史小説。 」(内容)