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冒頭の写真は、
骨董通りと
美術館通り(根津美術館の前の通り)
が交差する
南青山六丁目交差点
の昼下がりの情景。
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写真で右側に伸びた通りを行くと
根津美術館が
スグそこに、、、、
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下は、青山人気の火付け役となった
田中康夫さんの
「なんとなく、クリスタル」 だが、
この小説に、
冒頭の写真中央のオシャレなビル
の一階で当時営業していた
エヴァンスのお店が
登場する。
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余談だが、従前は、
この「なんとなく、クリスタル」を
単に「なんクリ」 と呼んでいたが、
「33年後〜」が出てからは、
の方を「いまクリ」
こちらの「なんとなく、クリスタル」
の方を「もとクリ」 と呼ぶらしい。
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「 大学生でモデルの主人公・由利。
バブル経済に沸く直前、一九八〇年の東京を
「皮膚感覚」で生きる若い女性たちを描き、
八〇年代以降の日本人の精神風土、
そして「豊かさ」の終焉までを予見。
膨大な「注」に彩られ、
精緻で批評的な企みに満ちた、文藝賞受賞作。
著者について
1956年、東京都生まれ。
一橋大学法学部卒業。
『なんとなく、クリスタル』で80年、文藝賞受賞。
主著に『昔みたい』『サースティ』他多数 」
「 これほど深く、徹底的に、資本主義社会と対峙した小説を、
ぼくは知らない----高橋源一郎氏
1980年東京。
大学に通うかたわらモデルを続ける由利。
なに不自由ない豊かな生活、でも未来は少しだけ不透明。
彼女の目から日本社会の豊かさとその終焉を予見した、永遠の名作 」
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